Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

シャッターが押せれば写真は撮れる

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All Photo by inos

diary5519

時々使っているSONY RX1。発売から丁度2年が経過しましたが今でも現行モデルとして店頭に並んでいますし、価格が全然下がりませんね。と言う事は本当に原価が高いのだと思います。

そんなRX1も含まれるRXシリーズのムック本がリリースされたというので先日ヨドバシカメラの書籍コーナーでペラペラと目を通してみました。ムック本やテクニック集の類いにはあまり興味のない私ですし、ましてRX1の事なら本など読まずともユーザーの自分が一番理解していると思っていますが、今回あえて見てみようと思ったのはあの内田ユキオさんがRX1を使って何枚かのスナップを撮ったとの情報を得たから。私が知る限り内田さんがSONYのカメラを使うのは初めてではないかと。

掲載されていた写真は「やっぱり内田さんだな」と思えるようなすばらしい作品ばかりでしたが、ご本人的にRX1のレンズの歪曲収差が気になったようです。こればっかりはあのコンパクトサイズにフルサイズセンサーの組み合わせですから仕方がないですね。だからといって撮影後にソフトで補正すると力のない画になってしまいます。この辺がレンズの力だったりするわけでして...。

さてそんなムック本は全体に目を通したところで棚に戻し、購入したのはこの本。ハービー山口さんのフォトエッセイ。

長い長い写真の歴史の中で、時代と共に高度な機能が追加されカメラは難しく変わってしまいました。だから写真関連の書籍といえばテクニック集や機能紹介ばかり。何を感じ何を撮るか(撮ろうと思うか)よりも何をどう使いこなすかにスポットが当たりがち。私の感覚ですと写真を撮る行為はもっと漠然とした気持ちなんじゃないかと思います。テクニックなど知らなくてもシャッターが押せれば写真は撮れます。

きっとこの本には私のソレに近い事が書かれているのではないかと思い表紙だけ見てレジに進みました。

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