Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

これだけでもそれっぽい雰囲気

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All Photo by inos

diary5700

ポジフィルムっぽい自作プロファイルをポン!っと当ててみた...の図。デジタルとフィルムの2台のカメラで同じ被写体を撮るという人は、よほど趣味に没頭している人かプロの写真家くらいのものですが、私は昔、レンズの焦点距離の関係でたまたま同じシーンをデジタルとフィルムの両方のカメラで撮る機会があり、その仕上がりの違いに驚いたものでした。

カラー写真で比較した時、一番違いが出るのは ”赤” です。テレビでもカメラでもコンピューターディスプレイでも、赤というのはデジタルが一番苦手とする波長で、表現者が気を使うポイントです。大抵の場合、プロ用のマスターモニターで赤を作ってもご家庭用テレビでは朱色っぽく見えてしまう事が多いです。

一方フィルムの赤はデジタルとは対照的に ”強調されすぎてドギツイ赤” になる事が多いです。丁度今日掲載の車のように...。更にフィルムの場合は環境光に非常に敏感で、日陰部分の青被りやフロントガラスのブルーの反射など、デジタルでは白っぽく見える箇所がブルーに転がります。それでいて日向の色温度はやたら暖かそうな感じ...。

あとはお決まりのトーンカーブでフィルムの特性曲線をS字を描くようにしてコントラスト調整。これにてまずは街のDPEに出したスピードプリントのような仕上がりにはなってきたかと。ただ、元素材が1枚だけではサンプルにならないので、異なるシーンでパラメーターを追い込んでいます。

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