Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

涼しいところでのんびりするはずが思わぬトラブル

, …
By
All Photo by inos

この3連休は全国的に恐ろしいまでの暑さになると天気予報が注意を促していたとおり、東京は37℃くらいまで上がったようです。暑さにはめっぽう弱い私のことですからこんな時は避暑地にすっと逃げるのが常套手段です。

いえ、ただそれだけの理由ではありませんで数日前から計画していたのです。今年も星の撮影に行こうかなと。

長野県は高峰高原へ来ています。野辺山にしようか富士山のふもとっぱらにしようか悩んだのですが、せっかくなら行ったことのない場所のほうがドライブの楽しみも広がると考え目的地を決定したのは本日午前中のこと。ここは標高2,000メートルですから美ヶ原高原とほぼ同じ。標高が100メートル上がると気温は1℃下がるなんて言われますから、東京を海抜ゼロメートルとすると気温差は約20℃近くになりそう。実際に来てみたらそこまでの気温差は感じませんが、少なくともリュックを背負って散歩をしても汗はかきませんね。快適です。

さて今回の目的はそんな高原の中で真剣に星の写真を撮ること。星といっても私の場合は星景写真。つまりは星と景色を同じ画角の中でフレーミングするという事で、そのためにはある程度地上の景色が期待できる場所を探す必要があります。ただ、景色だけ良くても撮りたい星がその方向と一致するかも重要でして当日の俄かロケハンは大変です。

そんなわけで山頂付近でいくつかの撮影ポイントを自分の足で歩いて確認し、私有地の場合には念のため撮影の許可もとったりして準備万端! 明るいうちに機材を組み始めて気づきました。忘れ物をした!! 今回の撮影では夜露でレンズが曇らないようレンズヒーターを使うのですが、電源となるモバイルバッテリーを持ってこなかったのです。

色々考えましたが結局最寄りのホームセンターまで買いに行くことに...。最寄りといってもまた麓まで下ることになりますから、組み上げた機材を再びバラし車で走ること16km。聞いたことのないメーカーの性能もいまひとつな製品しかありませんでしたが渋々購入することに。そこで日が暮れました。

夜は長いです。アストロGPVサイトの雲予報によれば今夜の本番は12時くらいからですから7時半の夕暮れなど何ら問題ではなく。ただ誤算だったのは、昼間ロケハンをしておいた撮影場所に別の来客が。見たところお一人様車中泊のようでおそらく朝まで移動する気配はなさそうな...。いや〜失敗しましたね、全ては一つの忘れ物から。これを書いている今はもう真っ暗なので新たな撮影ポイントを探すにも限度が。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)