Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ツリー型の耳栓

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All Photo by inos

昨日購入したKlipschのヘッドホン。お店のレジで開封してもらい、そのまま帰りの電車内でその音を満喫してきたわけですが、一般的にヘッドホンやスピーカーは使い始めの時点では振動板のエッジが固かったりして本来の性能が発揮出来ないとされています。そういう意味ではドライバーユニットのスティフネスというのはいったいどの段階の値を示すのか?という疑問も湧いてきますが、難しい話は置いておきます...。

そこでレコーディングスタジオ用のスピーカーなんかは、エージングといって、一定の音量でプログラムを流し続け、数日とか数週間とかいうスパンで ”慣らし” を行います。このエージングという作業、今ではわりと一般的に認知されていて、ヘッドホンに拘るタイプの方などは自宅でも行うケースが増えているようです。正直、マルチウェイスピーカーの30cmや40cmのウーファーならエッジの慣らしも必要な気がしますが、米粒のようなバランスド・アーマチュア・ドライバーを採用するヘッドホンにどれ程の効果があるかは疑問です...。でも、せっかくなのでモノは試しに私も昨日からずっと音楽を流しっぱなしにしています。深夜にはシャカシャカ音が気になるので専用ケースの中で鳴らしています。

ところで昨日の日記に載せた写真は購入時に標準で装着されていたシングルフランジのイヤーピース。Klipsch image x10にはシングルフランジ3種類、ダブルフランジ2種類の計5種類のイヤーピースが付属してくるため、遮音性が高いと言われるダブルフランジタイプに交換してみました。私は見た目がキノコのようで可愛いシングルフランジが好みなのですが、クリスマスツリーのようなダブルフランジもなかなか捨て難いという事に使って初めて気付きました。やはり何といってもその遮音性、これは完全に耳栓です。道を歩いていて後ろに車が来ていても気付きません。恐らくそれがトラックでも...。電車に乗る時、「山手線ドア閉まります」のアナウンスが聞こえません。何かしゃべっている事には気付くのですが内容が聞き取れないため、十分余裕を持って乗る必要があります。とまあこんな感じです。考えてみれば、フランジが2つあるという事は、自宅の窓ガラスを2重にしたようなものですから遮音効果は一気に高まりますね。これなら飛行機の中などで静かに過ごしたい時、音楽を聴かなくても重宝しそうです。

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