Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

才能ある若者は沢山いる

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diary5933

Apple Musicなるサービスが始まって日本でも3ヶ月間無料で好きな音楽を聴き放題だというので、iPhoneで活用してみようとスタートしてみたは良いものの、この時代に聴きたい曲なんてこれっぽっちも見つからないし、「あなたへのおすすめ」みたいに表示されるアーティストやアルバムの殆どは既に自分のiPhoneに入っている曲ばかり...。しかもiOS8.4のミュージックアプリときたら嘗て経験が無いほど使い難いものになってしまったし...どうしてしまったんですかAppleさん! あの人に教えてもらったのはもっと未体験のワクワクだったはずじゃないのですか?

そんなわけで今私を満足させてくれるのは大石昌良さんのYouTube動画ばかり。CDじゃなくてあくまでYouTubeなのは生演奏生唄の凄みがストレートに伝わってくるから。同じ大石さんでもCDになってしまうと音のバランスこそ揃っていても、音楽として面白くない。Appleさん、求めているのは快適なサービスでも高音質な音源でもない、そういうリアルな表現の場なんです。

Face Timeで相手の顔を見ながら通話が出来るのなら、世界中の音楽ファンが参加して新しい楽曲を作る仕組みとか、それらを公開する場とか、そこに課金するシステムとか、そういうの作ったら良いじゃないですか!才能ある若者がiPhone一つでプロを目指したり、iPhoneで繋がった顔も知らない人と共同で楽曲を作るなんて事がもっと流行って良いような気がします。コンピューターの事は良く分からないけれど音楽は得意だよ!っていう人が、もっと簡単に自分を見せられるステージを準備してあげたい...。それが今は駅前の路上じゃなくてコンピューターの画面の中だとしたらその仕組みを形に出来るのは大手企業じゃないですか。でも現実は音楽とか映像とかコンテンツの内容よりも技術的な仕組みを覚えましょう!みたいになっている。それってどう考えても逆ですよ。

YouTubeでGoose Houseを見た事がある人がいるでしょうか。若者たちが得意な楽器や得意な唄で沢山の名曲をカバーしています。時にはオリジナルよりも魅力的で、本人が歌うよりキラキラしていて、あれ?音楽ってこういうものだったよな?って気付かされたりもします。映像がすべて定点カメラの1カットで構成されているのも好感が持てます。

今日はそんなGooseHouseのカバーを聴きながら沈んだ夕日を眺めました。いつになく奇麗に見えました。

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