Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

北海道短期集中観光 2017.9(2)

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All Photo by inos

北海道観光初日は羽田から札幌までと、札幌から網走まで移動するだけで1日潰れてしまうと考えていたので、運良く夕方から観光できたとしてもせいぜい1か所だろうと思いきや、私の事ですからスケジュールは詰め込めるだけ詰め込みます!

数日前までは予定していなかったスポットがここ ”能取湖(のとろこ)サンゴ草群落”。

網走市街地から14kmも離れているので東京だったら1時間弱掛かってしまい諦めるところですが、北海道なら札幌を離れさえすれば渋滞知らずですからなんと20分。だからこんなことが実現できてしまうんですよね。

私も数日前まで知らなかったこのサンゴ草。正式名称はアッケシソウと呼ぶそうで、見た目がサンゴに似ていることからそう呼ばれるようになったのだとか。

網走周辺で手頃な観光スポットはないものかと調べていたところ日本一の群生と呼ばれる能取湖のサンゴ草が9月中旬に見ごろを迎えるとあったのでこのタイミングにドンピシャだったわけです。なんてラッキーな!

東京にいるうちから群生地帯の場所は地図で調べており地理的には卯原内地区がそれに該当するからして、湖の位置関係と日差しの方向を考えると私が到着する時間帯の西日では植物は奇麗に見えないだろうなぁとは思っていましたが、その予想は多分に漏れずサンゴ草全体が順光で照らされフラットで立体感にかける感じでした。花や紅葉を見る時にも共通する事ですが、より奇麗に見たいなら順光ではなく逆光で見るのが基本。写真に撮るなら尚更ですね。

まあ今回はスケジュールの隙間に強引に押し込んだので光の方向まではプランニング出来ておりませんでした。でも湿地帯全体が真っ赤に染まりじゅうたんの上に立っているような感覚は他に経験がなく不思議な感じでした。さらにこの日のこの時間帯は丁度干潮の時間だったため水位が下がり多くのサンゴ草が顔を出してくれていました。大潮の時は殆どが水中に沈んでしまうらしいので潮干狩りでもするかのように潮見表とにらめっこする必要があるらしいです。

サンゴ草をこの目で見るのは今回が初めて。色づく前は全体的に奇麗な緑色をしているそうですが、この時期にだけこうして真っ赤に染まるのだそうです。近くでよく見ると少し気持ち悪い感じの茎なのですが、それがサンゴと呼ばれる所以でしょうね。

何とか逆光で見れたあたりを撮ったのが下の写真。赤の深みが上の2枚と全然違いますね。肉眼で見ても同様ですから、これから足を運ぶ人はぜひ早朝を狙って行ってみてはいかがでしょう。多分午後より奇麗に見えると思います。

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