Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

オーダー後1週間で仕上がり

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All Photo by inos

diary6102 diary6103

スプーンやフォークが奇麗に並んだ写真。2年程前に神戸のインテリアショップにディスプレイされていたものを何かのヒントになるかも?と撮っておいたもの。今回はこの中から食器の下に敷くランチョンマットを参考にしました。

少し前に製作したカメラ収納用アンティークキャビネットの棚に敷く布を考えていて、この写真の事を思い出したというわけです。オイルフィニッシュのアンティーク製品は、革製品をそのまま置くと表面のオイル成分を皮が吸い取ってしまい棚にムラが出来てしまうため布か何かを敷くと良いのですが、タオルのようなものを敷くのも見た目がイマイチ。それならランチョンマットスタイルとすればそこそこ格好もつくのではないかと。

先ずは素材探しですが、新宿にある服飾手芸材料専門店okadayaで上の写真を見せ使用素材の絞り込み。恐らく ”麻” だろうとその場で判明。取り扱いフロアーを紹介してもらい言われるがまま行ってみて、編み方や糸の太さの違いにより麻にも様々な種類がある事を知りました。今回はコピー商品を作るつもりではないですが見た目のゴールが最初の写真の雰囲気ですから、使い道と仕上がりの方向性を店員さんに伝え一緒にそれらしい生地を探してもらいました。結果的にそっくりな布の入手に成功。

しかしokadayaさんは生地の販売が専門であり加工をしてくれるわけではありません。入手したテーブルクロスのような巨大な布を希望サイズにカットしてエッジの処理をどうするか? もうokadayaさんに手取り足取り教えてもらい、すぐ近所にある ”ママのリフォーム” なるショップを紹介してもらいました。洋服のリメイクやサイズ直しを専門とするお店で、今回のような特注品にも対応してくれます。まあプロの手に掛かれば四角い布を真っ直ぐ縫うだけですので依頼内容としては入門偏といったところでしょうが、私には出来ませんで。

完成したのが下の写真。寸法も5mm単位で注文可能でドンピシャです。強いて言えば縫い糸の色をもっと艶のあるものでオーダーすればもう少し存在感が出たかな?という気もしますが、こういう用途なら控えめなくらいが丁度良いですかね。

布が加わっただけで無機質で硬いイメージのカメラと、暖かみのあるウッドとの間が上手く馴染んだ気がします。今のところ次の予定はありませんが、布選びちょっとはまってしまいそう。凄く沢山種類があって面白いです。

diary6104

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