Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

暗い時というのは力を蓄えている時...と誰かが言った

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diary6247

チケットを確保したのがなんと2週間前という半ば思いつきからのアクションはパシフィコ横浜国立大ホールで本日開催された柴田淳さんの15周年記念ライブ。

みなとみらい周辺は学生時代からよく写真を撮っていた場所なので親しみがありますが、半月型のインターコンチネンタルホテルに入るのはこれが初めて。とても綺麗なホールですね。とは言え、私が柴田淳さんの曲を聴き始めたのはチケットを手配する数日前。なんたってヨドバシカメラか何かのWEBサイトでお買い物をする際、何故かいつもRecommend機能で「あなたへのおすすめ」ってCDジャケットが表示されていて、あまりにしつこく表示され続けるので気になってレンタルショップで5枚セットの1枚に加えていたのでした。

調べてみると世の中的には「日本一暗い歌」を歌う歌手として有名なんだとか。確かに歌詞も歌い方も暗いですが、その場のノリで作っているという感じがせず、自分の気持ちを1曲ずつ丁寧に形に残しているのが伝わってきます。だから生の声を聞いてみようという気持ちになったわけで...。

東京国際フォーラムに匹敵する5,000人規模のホールはsoldout。私は2階席の一番後ろ。2週間前の手配ではやむを得ないですし「俄かファンじゃ前で見る権利がないね」と連れと笑って話しました。

開演から終演まで終始座りっぱなしのライブはこれが初めて。盛り上がりに欠けるとかではなく、持ち歌の全てがしっとり聞かせる曲だから。でもそれだけに芯のある歌唱力に聞き入りますね。ライブを皆で楽しみたいのではなく、音楽を聞きたい、歌を聞きに行きたいという人にうってつけの本気ライブと言える内容でした。

MCと曲とのギャップからも感じることがありました。曲が始まると声量が急に大きくなる...。バカ騒ぎするような曲ならともかくしっとり歌い上げるのに声量が変わるのはやはりプロなんですね。我々のような素人はなかなかそうはいかなくて普段の会話はそこそこの声量でも歌を歌うと小さくなる...。

総括して言うと「良かった」とこういう事であります。私などはライブに行く前より確実にiPhoneでの再生頻度は上がるでしょうね。しっとりライブ、大人な感じで悪くないですよ。

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