Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

仕事も遊びも程々が大事

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All Photo by inos

diary6520

今日から東京で2日間の展示会。プロの映像業界の中でもかなりマニアックな内容について説明をしているのでどれだけの人に内容を理解してもらえているのか正直分かりません。頭の中できちんと整理しながら話をしないと自分自身でも分からなくなってしまいそうですから...。

4K映像制作がかつてのSD→HD切り替えの時のようにシンプルであれば簡単ですが、色域変換やらガンマ変換やらというだけで結構な難易度だというのに、ここにきてHDR規格が日本とイギリスとアメリカでバラバラだったりすれば、いったいどこでどう計算をすれば規格通りのアウトプットが得られるのか...今は答えられても1週間後に思い出せるだろうか?...という感じでして。それを主要メーカーの各アプリケーションでどう取り回すか!何て話にまで発展すれば近年稀に見る頭の使いっぷりです。

難しい事はさておき、世界的に見れば360°映像への注目が急速に高まりつつあります。先日も東京駅近くで上の写真のような光景を目にしました。Gitzoの三脚にkodakの360°カメラを2個取り付けて無人のまま置き去りに。恐らく持ち主は近くにいるのだと思いますが自らが写り込まないように少し距離を取って撮影しているのでしょうね。30分くらいしてから通りかかってもまだこのままでしたからタイムラプス撮影でしょう。

遊びであればこの程度で十分楽しめる映像が撮れます。でもちょっと欲を出し、撮影したコンテンツをヘッドマウントディスプレイで見る前提でフルHD程度の解像感を望むなら、360°分の正距円筒図法(Equi-rectangular)は8K相当の解像度が必要とされており、4台や6台のカメラからのスティッチングが必須ですね。1万円のカメラ4台ならまだしも、5万円のGoPro6台となると個人的には結構な負担。

何事も遊びでやっているうちが華と言うわけですか...。

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