Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

360degreeなかわいいヤツ

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All Photo by inos

diary6633

Samsung Gear 360が先月より日本でも発売されており、世間は空前のVRブームだとかGalaxyの人気だとかは私には直接関係無いにせよ、このGear 360は国内発売前から気にしていたもの。もうデザインが120点じゃないですか! 目玉のオヤジスタイルは勿論ですが超コンパクトなハンドグリップ兼コンパクト三脚も称賛に値します。それを取り外して一脚や自撮り棒を組み合わせれば俯瞰撮影も可。

まんまるな球体には180度カメラが前後2つ搭載されており、撮影後は専用ソフトのスティッチによって360度が完成するのは一般的ですが、このGearは360度カメラとして4K解像度をクリアーしており、画質においてはRICOH THETAを上回っている様子。

まあ画質を追及していくと360度パノラマで4K解像度では到底満足できるものではなく、人の視野相当をHD画質程度で表現するには正距円筒図法(Equi-rectangular)で最低でも8Kは必要とされている以上、あくまで遊び道具の位置づけとの割り切りは必要。それでも360度映像の面白さと臨場感は一般的な写真や動画では味わえないものがあり十分な存在感。

ただこのGear 360は組み合わせるAndroidアプリに大きな制約があり、なんと同社のGalaxy edgeでなければアプリケーションが起動(もしくはインストール)できないプロテクトが掛けられているとの事。iPhoneは勿論他社のAndroidでさえダメと言うのですから随分な割り切りですね。つまり私のようなiPhoneユーザーはカメラ本体による操作でしかこのデバイスを活かせないという事。想像するに撮影時は映像のモニタリングすら出来ないという事ですよね。まあ360度撮影なら良くも悪くも全部映るのでモニタリングの必要すらないのかもしれませんが、目的とする被写体がどれくらいのサイズで映るのかくらいは確認したいですよね。

iPhoneに対応してくれないと実用上ちょっとあれなんですが、もはやこのデバイスは展示用のモックアップでも良いから欲しいくらい。写らなくてもテーブルの上にちょこんと置いておきたいですよね。まあ今はこれと同じくらいのプライオリティにあるあちらのカメラも視野に入っています。どちらのデバイスに手を出すかはいずれ...。

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