Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

あ、カメラを向けてみよう

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All Photo by inos

 

デジタル写真はRAWデータから現像...。ここ数年、私が採用している最もポピュラーなワークフローです。露出の過不足や、積極的なトーンの追い込み等を考えるとJPEGで撮る事は殆どありません。

でも、調整幅が広い事でより完璧な仕上がりを求めるあまり、レンズの収差補正や、ノイズリダクションによるノイズ対策、色温度のシフト、ガンマカーブを使ったトーンの作り込み等、完成度を高める事に慣れてしまうと、撮影する段階からどこか仕上がりを意識した画作りになってしまい、本当に撮りたいモノが撮れているか? 少し疑問を感じ始めていました。

カメラの特性を理解して、暗部に弱いイメージセンサーだから少しオーバーに撮っておいてRAW現像で減感しようとか、収差の大きなレンズだからなるべく画面の隅に被写体を置かないようにしようとか、そういった知識と経験がバランスして作られる画は確かに奇麗だったり格好良く見えたりで楽しいものですが、”今目の前に撮りたいものがある” という状況で素直にシャッターを押す ”Rough” な感覚を楽しみたい時もある...。

Instagram 。上手く言えませんが、フィーリングが合うんです。

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