Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ふわふわしていたのは飛行船だけではなかった

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All Photo by inos

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ジブリ映画について詳しいわけではないです。むしろ私の知識は人並み以下と言っても過言ではないかと...。ですが興味を持ったものへの関心は人一倍強いほうだと思います。それがこんなふうに映画の世界から飛び出してきたりしたら。

六本木ヒルズで開催されている ”ジブリの大博覧会”。東京には吉祥寺に ”三鷹の森ジブリ美術館” があるので、映画が好きだったりキャラクターが好きだったりする人の多くはそちらへ足を運んだ事があるかと思いますが、今回はこのヒルズ52階の東京シティビューで開催されている事に意味がありそうな内容でした。

展示物の殆どは写真撮影が禁止されており、実物大?と思われるトトロの前なんて2人のガードマンがしっかりマーク。唯一撮影が許されているのが乗れるネコバスと空とぶ機械達展エリアのみ。そしてこの空とぶ機械達展に誰もが驚かされるのです。

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このスケール感、それでいて緻密な細部への拘り、音と動き、その全てが写真では伝えられないところが残念です。天空の城ラピュタに出てくる飛行船がそのまま模型となって灯籠のような街並みの上で神々しく展示されています。

この場に足を踏み入れた人が次々に「おぉ〜」と声を上げて見入ってしまうのも当然、沢山のプロペラがブォーンと風を切りながら勢い良く回り、7〜8メートルはあろうかという飛行船全体が天井付近まで上がっては下がり、また機体のライティングも微妙に変化しているようでその迫力に圧倒されるのです。

またこれが夜だから余計に奇麗なのでしょうね。地上200メートルオーバーのヒルズの展望フロアで眼下に東京の夜景を一望しながら室内ではこんなオブジェが音を立てて動いている...。正に夢のような時間。

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細部は実に良く出来ています。尾翼のリブ組などラジコン飛行機さながら。機体上部だけでなくサイドにも配置されたプロペラが全て可動しているだけでも驚きますが、となれば機体の中には結構な数のモーターやギアが実装されている事が予想され、機体全体が光る演出にもかかわらず何処にもそれらの ”臓物” が影として表れないのが不思議...。

もうこの場では時間を忘れ結局閉館時間となり照明が消えるまで見入っておりました。実はこの直前まで同六本木ヒルズ内の東宝シネマズにて映画 ”ペット” を見ており、それはそれでなかなか面白い内容だったのですが、今日は最後のこの展示に全て持っていかれてしまいましたね。この時点で、ああそういえば映画も見たなぁ...ってな具合で。

魔法に掛かったような楽しい時間はあっという間。こんなふうに非日常が楽しめるなら毎日頑張れそうな気がします。

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