新宿にあるdocomoビル。エンパイアステートビルみたいで完成当初注目されましたが、高層ビルが増え続けている今もその存在感は衰えませんね。実際中身はオフィスビルのようなのですが高層階に展望フロアがあるわけでもなく、我々のような一般人にとっては外から眺めるだけ、それでいて待ち合わせ場所にするには駅からちょっと歩くのでランドマークとしてはいまいち。でもこのビルを見ると新宿に来た！という実感に繋がるのですから悪い気はしません。

docomoというだけあって、ビルの上の方には沢山のアンテナが付いていて携帯基地局としての役割も立派に果たしているようです。そういえば近年は「Softbankだから繋がりにくい」とか「auだから山奥でも繋がる」みたいな声、聞かなくなりましたね。一昔前はプラチナバンドなんて言葉が流行しましたが．．．。

Wikipediaで知りましたが、実はこのビル地上50階建て相当の高さがあるのに屋上に相当するのは25階、つまり半分から下だけがビルなんだそうです。残りの上層部は鉄骨に外壁が貼られただけで内部は空洞、アンテナ設置用の設備スペースなんだとか。エレベーターも無く天井も無いので雨の日は傘を差して階段を登るそうです．．．。そしてビル側面にある時計、小さく見えますが直径15メートルあり、短針長針ともに1トンもあるのだとか。調べてみるものですね。

近年新宿はここ新南口周辺が注目されていますね。昨年オープンしたバスタもまさにその中心ですし、これから東京オリンピックに向けて更に改良されていくのでしょうか。