Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

今も昔も本質は変わらない

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All Photo by inos

diary6691

もう少し手前はほわっとボケてくれるかと思いましたが、想像より硬い感じになりました。まあどちらかと言うと現像作業で硬くし過ぎた感はあるのですが。

ここの所ニコンのマニュアルレンズを使用しています。20mmと50mmと105mm。いずれも20年以上も昔に設計されていますから最新レンズと比較すると癖の塊みたいな写り方をします。逆に言うとデジタルに対応した現代のレンズは特別高級なものでなくても高性能なんだと再認識します。

愛用しているFUJIFILM X100Sは初代X100の頃から解放付近で球面収差が激しく出てソフトフォーカスレンズのような写りになると有名でしたが、それでもフィルム時代のレンズに比べれば色収差は最小限ですしグルグルボケも出ませんし、十分高性能なレンズと言えるのですね。

ただ性能云々はさておき、マニュアルレンズを使うと少々ピンボケだったりしてもなぜか自分が撮りたい写真が撮れている気がします。フォーカスフレームの移動とか、フォーカスロックとか、作画以外に余計な事を考えなくて良いからだと思います。

今日になって写真家マルクリブーが亡くなった事を知りました。8月30日だったそうです。彼の代表作、”たった一輪の花を手に銃を持つ兵士と向き合う女性の写真” はこれからも我々写真ファンの記憶から消える事はないと思います。そして彼が残してくれた言葉もまた。

「写真を撮ることは数百分の一秒ごとに人生を深く味わうことだ」 Marc Riboud

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