Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

肝心要のあの仕組みが欲しかった

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All Photo by inos

diary6690

先日銀座ソニービルに足を運びFirstflightコーナーで実物を見てみた ”wena”。想像したよりもずっと普通の腕時計に見えました。

近年流行の一般的なスマートウォッチは見た目に時計部分がデジタルで、言ってみれば小型版スマートフォンをバンドで手に巻きつけている...という発想。しかしこの ”wena” はムーブメントは従来通りのアナログ時計でバンド内にスマートウォッチ機能とバッテリーを内蔵しているところが新しい。

G-センサーによる歩数計やスマートフォンの着信通知などが一般的なスマートウォッチ同様に出来る他、電子マネーEdyに対応している点が日本らしいところ。私の場合、日常的なお買い物の8割はクレジットカードかEdyを利用しているため、レジでのお会計に財布を出さなくて済む点は非常に魅力的。電子マネーに対応したスマートフォンでさえその場合はポケットから取り出す必要がありますが、腕時計なら常時腕にはめていますから使い勝手は抜群なはずで置き忘れや盗難の心配も限りなく低いですね。

欲を言えばJRのSuicaに対応してほしいところで、定期入れを取り出さなくても電車に乗れるというスマートさは東京に住んでいれば毎日の事だけに大きなポイントです。

更に欲を言えばGPSの搭載ですかね。バッテリーライフを考えれば非現実的な要望かもしれませんが、活動量計としての機能の充実と、GPS非搭載デジタルカメラとのLog連携が出来れば私の写真ライフにドンピシャなのです。

説明員さんの話によればクラウドファンディングの目標を10倍以上も上回る達成率でFirstflight史上最高の人気ぶりなんだとか。実用性と機能性のバランスを考えればそれも頷けますね。バンドは22mm幅の規格で出来ているそうで、もしお気に入りのムーブメントがある場合はバンドのみ取り外して交換すれば手持ちのアナログ時計がスマートウォッチに早変わりという裏ワザも有り。

ただ一つだけ疑問があるのです。この時計、情報によればムーブメントはシチズン製との事。だとしたらなぜにシチズンお得意の ”電波ソーラー” を搭載していないのでしょう...。あれは日本が誇る時計の完成系だと思うのですが、まあだからこそシチズンバッジが付いていない時計には搭載できないという事なのでしょうかね。

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