Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

乗り心地の理想

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All Photo by inos

diary6705

スムーサライドと聞いてピンとくる人がいるとしたらクラシックミニについて結構詳しい人じゃないかと思います。サスペンション機構にコイルスプリングや板バネを持たないクラシックミニはイシゴニスさんによる伝統的な設計の ”ラバーコーン” なるゴムのおまんじゅうがスプリングの役割を果たしてくれており、簡単に言ってしまうとゴムの玉がぷよんぷよんすることでショックを和らげてくれています。

しかしそこは経年変化の激しいゴムという素材の宿命で、何年も乗っているうちにだんだんそのおまんじゅうが潰れてしまい車高は下がってきますし乗り心地も悪化します。そこでミニには必須とされるハイローキット(車高調整装置)を後付し、ユーザー自身が時々車高の微調整を行えるようにします。例外なく私も装着していますから見かけの車高は常に好みの状態をキープできます。

ところが一旦潰れてしまったゴムのおまんじゅうは元には戻りませんから、車高だけ上げたからといって乗り心地の改善はあまり期待できず、私の愛車MINIは今この状態かと。つまり乗り心地が悪い!しかも13インチモデルはタイヤの扁平率が高いのでもともと突き上げ感が強いですしね。

さてスムーサライドとは何ぞや!という話。簡単に言ってしまえば標準品のラバーコーンを現代の技術(と言ってももうだいぶ古い)で設計しなおした乗り心地重視のサードパーティー製ラバーコーン。噂ではこれが結構良いらしい! ただしショックアブソーバーも専用品に交換する必要がありかなりの出費となる...。

以前所有していたMINIはラバーコーンを取り外しコイルスプリングに交換していましたが、乗り心地はマイルドになるもののコイル特有のロールが激しくスタビライザーの必要性を感じました。その点に関してはラバーコーンの持ち味のほうが私好み。コーナーリングではスタビレスなのにぐっと足が粘ってくれる感じ。となると、ラバーコーンの粘りを残しながら乗り心地がソフトになると言われるスムーサライドに期待は高まります。

現実は、次の休みにハイローキットでちょっと車高を上げて我慢しようかな! という所に落ち着くんですが。

diary6706

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