Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ついに発表されました。でも驚くほどの事は無い

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All Photo by inos

数日前のエントリーでSIGMA DP1xの発表について書いたばかりですが、フォトキナ本番前の情報公開だっただけに、それだけでは終わらない予感がしていました。やはりイベント初日の本日、発表されましたね、SIGMAさんの新しいイメージャー。

24×16mm APS-CサイズフルカラーX3ダイレクトイメージセンサー。これをFoveonシリーズと呼ぶのかは不明ですが、構造は現行のFoveonと全く同じですから、ローパスフィルターを使用しない超高解像度画像が保証されているわけでして、これまでのイメージャサイズ20.7×13.8mmよりも一回り大きくなり有効画素数46メガピクセル(4,800×3,200×3層)というスペックを誇ります。ここまで画素数を上げてしまうとせっかくのサイズ拡大があまり意味を成さなくなってしまうのでは無いかと心配にはなりますが...。Foveonの弱点である夜の長時間露光なども改善される事を期待したいです。

とにもかくにも、Foveonの底力を知る人にとってはこの新しいイメージャーの登場予告は嬉しいものですが、現段階では来年発売しますという告知に過ぎませんから、世の中にフルサイズイメージャーが登場して久しいことを考えると、来年ようやくAPS-Cサイズがカタチになるのでは少々遅い気もします。Foveonの解像力は現時点でフルサイズイメージャーに匹敵しますから、そういう意味ではもはや強引にフルサイズ化する事はレンズの肥大化につながりメリットが無いのかも知れませんが、ファンとしてはちょっと見てみたい...というのが正直なところです。

APS-Cサイズであればレンズ設計にも極端な無理は掛からないでしょうから、次なるDPシリーズはこの新しいイメージャーを積んでくるのかも知れませんね。

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