Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

こんなに身近になっていた3Dフィギュア製作

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All Photo by inos

なんじゃこりゃ!と思いました。有楽町Loftで見かけたカメラで取り囲まれた部屋。ガラス越しにまじまじと見ていると店員さんがやってきて特別に部屋の中に入れてくれました。3Dプリントフィギュアスタジオだそうな。

話には聞いていましたが私も実際にスタジオを見るのはこれが初めて。根掘り葉掘り色々な事を質問し教えてもらいました。使用している一眼レフカメラはCanon EOS Kissを全方位102台。ズームレンズを装着していたのでセッティングの柔軟性は確保できると思いますが全てのカメラの画角を正確に合わせるのは結構大変そうです。

この部屋のセンターに被写体を置き、SS1/125でシンクロ撮影。カメラ後ろの壁のような巨大照明により理想的な拡散光にて影はほぼ皆無になるという。撮影自体は全てJPEGで行われスタジオ隣のパソコンに取り込まれたデータはひとまず102枚の静止画ですが、そこから独自のアルゴリズムにより3Dデータへと変換される仕組み。変換処理だけでも15分程掛かるらしいです。その後そのデータにレタッチを加えディテール調整をしたら超高精度な3Dプリンターによりフィギュア製作に入る流れ。

3Dプリンターも安価に市販されているものとは全く違っているようで、オブジェクトのカッティングもさることながらペイントに関しても着色というよりは接着剤と塗料を混ぜたようなものを何層にも塗り重ねて立体感を出すのだとか。確かに仕上がったフィギュアを見せてもらうとかなりの精度で仕上がっているのが見て取れました。

私は自分が写真に撮られるのはあまり得意ではないのでモデルになる事はないと思いますが、世の中的には入学式の写真の代わりに3Dフィギュアとして残すとか、赤ちゃんやペットをフィギュアに残しておくといった需要が結構あるそうです。確かに小学生の自分、中学生の自分、大学生、社会人...みたいにフィギュアで残っていたら面白そうです。ペットを写真に撮るのは結構大変な気がしますがSS1/125であればある程度動き回るものでも写せそうですね。ちなみに撮影精度の関係で90cm以上のサイズのものが被写体として適しているようです。すぐにコレ!ってひらめきませんが、何かひとつ作ってみたい気がしてきますね。

ここ有楽町のLoftは移転の為6月までの営業らしいですが、東京なら渋谷、他に大阪でも同様の3Dフィギュアが製作できるらしいです。

 

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