私の主観では、男性の約3割はトイレに行っても手を洗いません。そして約6割はハンカチを持っていません。

近年では公衆トイレの多くにエアータオルが設置されるようになりましたから、手を洗う人の割合は増えたように思いますが、逆にハンカチを持つ人は減ったのでしょうか。

子供の頃は男の子なら半数以上が手など洗わなかったのでしょうが、私も大人になるにつれてなんとなく自然に洗うようになり、今では洗わないことに抵抗があります。むしろ車の運転やパソコン操作をする時には、トイレに行かずとも頻繁に洗います。車ならハンドルが、パソコンならマウスやキーボードが少しずつベタベタしてくるような気がして何だか嫌なのです。

ただ、そんな今でもちょっと抵抗を感じる事が一つあって、それは公衆トイレの場合、入り口のドアの取っ手に触れる事。手を洗わなかった人、ハンカチを持たずに手を洗い濡れたまま触れる人、様々な人が触れるのがドアの取っ手ですから、せっかく自分が奇麗に手を洗っても最後の一撃で元の木阿弥のような気がします。

トイレの入り口にこそ ”自動ドア” の採用を強く望みます。街には至る所に自動ドアが使われているのに、トイレに自動ドアが使われているのは稀なケースです。