Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

始めて見るものばかり

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All Photo by inos

横須賀について私は殆ど予備知識がありません。10年以上前にドライブがてら一度だけ訪れたことがありますが、その時は確か通過したに近いレベルで何かをじっくり見た記憶はありません。そういう意味では雨のためダイエットサイクリングから単なる横須賀観光へと変更になった今回はなんだか修学旅行のよう。

とはいえ、観光と言っても軍艦くらいしか思い浮かばず、レンタサイクルのスタッフの方に教えてもらった ”軍港めぐり” に参加することに。岸から眺めるだけでなく屋根付きで雨でも安心な観光船に乗って普段は見ることのできない軍艦を解説付きで見学することにしました。チケット売り場には15分ほど前に到着し14時の便に乗船するつもりがとっくにSold Out。残りわずかな15時の便を何とかGET。

 

観光船はかなり新しい感じでガラスも大きく船内もかなり清潔な感じ。2階席は屋根のみの開放的な構造になっていて、クリーンな写真が撮りたい人にはぴったり。そのかわりそこそこスピードを出す区間の事も考えると強風は覚悟しないといけませんね。我々はぬくぬくと暖かい1Fで窓際を確保。

海の無い長野育ちの私からするとこうした軍艦達は映画の世界の有名キャラクターみたいなもので、本当はそんな船は世の中に無いんじゃないか?なんて半信半疑なところがありましたが、この街に暮す人達や子供達にとってはこれが普通な光景のはずで、昨年あたりから俄に活発化してきた北朝鮮やアメリカの動きをニュースで見ているとちょっと気が気じゃないところがあります。日本は平和主義!と言えど、ここ横須賀はアメリカ海軍が半分入っていたりするわけですよね...。今は観光地の一部のように公開されていますが、いつかこれらが本気で動き出す事がないよう願うばかりです。

生まれて初めて見る事となった空母 ”ロナルドレーガン”。説明によれば全長は東京タワーと同じ333メートルで世界最大級。5,600人が乗船し80機もの戦闘機を搭載できるらしいです。海上では距離感が麻痺して肉眼で見てもその大きさがピンとこないのですが、窓越しに見る空母までの距離は800メートルだと言っていましたから、つまり800メートルも先に停泊しているのにその大きさに圧倒されるということはいかに大きいのか!という事なんでしょう。遠目には陸の一部のようにさえ見えました。

ここ横須賀では時々見学ツアーなども開催されるようなので、あの空母に入れるものなら一度乗船してみたいですね。

イージス艦という名前はどこかで聞いた事がありましたが、いったいそれがどんな船なのかは誰かに教えてもらわなければ知らないですよね。聞けばミサイル搭載の護衛艦の総称のようで、船体に取り付けられた白いはんぺんのような4つのレーダーで360°全方位を見張り、敵からミサイルが飛んできたらいち早く察知し撃ち落とす!というのが役割のよう。

普通レーダーと言えば、アンテナがクルクルと回りながら全方位をカバーしますが、ミサイルは飛んでくるスピードが速いのでそれでは間に合わず、固定式の強力なレーダーを搭載しているのだとか。これ1隻で半径500kmをカバーできるらしいです。北から大きなミサイルが飛んできたらコレが我々の身を守ってくれるというわけですね。よろしくお願いします。

遠くから見ているだけではつまらないというわけではありませんが、下の写真は観覧料金を払えば自分の足で入る事ができる ”三笠”。こちらはコンクリートで固められているので海に浮かんでいるわけではありませんけどね。

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