埼玉県は越谷に美味しいうどん屋さんが出来たという情報を少し前に得ていたので、ランチ目的で訪れてみることにしました。西東京の我が家からだと車移動で2時間弱。平日なら話は変わってくるのかもしれませんが天気の良い週末ですから渋滞を加味すればそれくらいの覚悟が必要です。
お店の名前は ”もり豊”。情報によれば今月になってここへ移転してきてのオープンだとか。
越谷レイクタウンから程近い距離の住宅街に突如として現れる垢抜けた建物。写真だけ見れば美術館や図書館を思わせるウッドモダンな佇まい。私も実際に訪れる前はそれらの施設の一部に間借りしてうどん屋さんが存在するのかと思っていましたが、この建物まるまるうどん屋さんでした。
大通りに面しているわけでもないので、気付きにくい場所にも関わらず専用駐車場はほぼ満車状態。入り口には数人が列を成していましたから到着と同時に期待が高まります。
ちょうど12時時点で5組ほどの順番待ちは15分程度で入店が実現。建物は外観だけでなく店内の全てが無垢の木で作られており、うどん屋さんというよりは陶芸作品が並んでいてもおかしくなさそうな雰囲気で大変居心地が良いです。全面ガラス張りなので非常に明るい点も◎。
ただ外から見た建物の大きさほど店内は広くないので1度に入店できる人数は15組くらいでしょうか、うどんをランチで食べるならあまり長居するわけではないので回転は早めですが、到着するなり入店できるとは考えない方が良さそうですね。
メニューはそれほど多くなく、ざる、ぶっかけ、かけ、釜揚げがメインで、そこに天ぷらのアレンジでバリエーションが増えている感じ。3月なのに夏日となった今日ですから私は迷わずぶっかけ冷を注文。正式なメニューは ”えびちく天” なるもの。
本場香川県で磨いた拘りの味と言うだけあり讃岐うどん特有のコシのある食感はなかなかのもの。これはリピート必至ですね。ただ我が家からランチ目当てで片道40kmの道のりはちと遠いですが...。