Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

着々と準備を進める

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All Photo by inos

ここ数日、天体撮影に向けたα7RIIの設定確認や準備を慌ただしく行っています。まもなくゴールデンウィークを迎えますし月齢は本日が新月、天気も期待出来そうと好条件が重なるなら、ひとまず有り合せの機材で挑戦してみるのも良いかなと考えているのです。

差し当たって最低限必要になるのは、カメラ、性能の良いレンズ、三脚、赤道儀、ケーブルレリーズくらい。実際は撮影素材確認用パソコン、モバイルバッテリー、各種ケーブル、フラットフレーム撮影用トレペなども必要になるのですが、今回はなるべくコンパクトで気軽な感じで臨もうと考えています。

さて、そんな必需品の中で不足しているのがケーブルレリーズ。露光時間が30秒以内であればセルフタイマー撮影でもOKですが、BULBによる長時間露光が前提の場合はケーブルレリーズ必須。FUJIFILM X100SやSONY RX1を使う場合は昔ながらのワイヤーレリーズが使えましたが、α7シリーズは電子レリーズなので汎用品が使えないんですよね。そして専用品を購入しても他社カメラには使えないというのが現代のカメラ事情。

そんなわけで専用品を購入するのは勿体ないので、どうせ今風にするならいっそうワイヤレスで実現すればお金掛からないよね?という発想で、iPhoneによるWi-Fiリモートをテストしてみました。

α7RIIの場合はカメラにアプリケーションを追加することで撮影機能を拡張する仕組みがあり、そのうちワイヤレスリモート用途としては”スマートリモコン” なるアプリが工場出荷時にインストールされていますからそれを利用します。(バージョンは未確認ですがプリインストール版ではBULB撮影に未対応だったため最新版に更新したところ無事BULB対応できました)

カメラとスマホをWi-Fiアドホックで接続した後スマートフォン側のSONY純正Play Memories Mobileアプリを起動すればリモコンとして利用できるようになります。シャッターだけでなく代表的なカメラ設定も行え、撮影直後のファイルは自動的にスマホに転送されてきますからプレビューも簡単に行えます。ただし転送されてくる画像の解像度があまり高くないのが気になるところで、私の撮影モードがRAWオンリーでJPEG記録をしていない点に原因ありそうですが、フル解像度ファイルをどう飛ばすのか少しテストが必要です。

これにてワイヤレスリモートレリーズが使えそうなことが分かりました。利便性という意味ではこの上なく満足のいくものですがバッテリーの消耗にどの程度影響が出るのか注意しておかないといけないですね。何せ天体撮影は長丁場ですので...。

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