Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

フランス語の夢を見た

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All Photo by inos

IMAからのDMで、ユジク阿佐ケ谷で写真家ドキュメンタリー映画3作品が上映される事を知り、上映初日となる今日早速足を運んでみました。

ユジク阿佐ケ谷は阿佐ケ谷駅から歩いて数分の距離にある極々小さな映画館。その存在を知らなければ目の前を歩いていても気付かず通り過ぎてしまうような目立たない存在。だからこそ他では上映しないようなマイナーな映画が見られるというわけ。

3作品のうち私が注目したのは「パリが愛した写真家/ロベール・ドアノー<永遠の3秒>」なるタイトル。ロベール・ドアノーの作品で有名なのは「パリ市庁舎前のキス」ですね。国内でその作品が積極的に取り入れられているのが恵比寿にある東京都写真美術館。以前自分でもそれをバックに写真を撮っていたのを思い出しました。

50席に満たない座席も全ては埋まらないまま上映スタート。ストーリーについてはネタバレになりますのでここでは触れません。いえ、それについて語るほど私も記憶にないと言いますか、お恥ずかしい限りですが途中ウトウトしてしまいまして。ご飯を食べた直後だった上に、適度に涼しい館内の空調と永遠と続くフランス語の響きが良い睡眠薬となりまして...。1日1回しか上映されない映画なのになんと勿体無い事をしてしまったのだと深く反省。

その代わりと言っては何ですが、この映画館ならではの特徴である黒板アートはしっかり見てきました。チケット売り場の壁面が黒板になっており、黒板作家の方が現在上映中の映画タイトルにちなんだアートを描いていくというもの。上映初日だからなのか丁度作家さんが目の前で描いているところ。声を掛けて写真を撮らせてもらいました。ロベール・ドアノーのあのシーンもコミカルに描かれていて親近感を感じます。

しかしチョーク1本でこれを描いていくってかなり大変ですよね。テクニックもさる事ながら脚立に乗って手を上げっぱなしですから肩凝りとか大変なんじゃないかと。良いものを見られました。

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