Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

北海道の真ん中のほうへ (6)

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All Photo by inos

天候に左右されずそこそこ奇麗に見えるんじゃないかと期待していた ”青い池”。東京にいる時から観光候補の一つとして考えていた場所です。

日本にはこのように特殊な色に見える池というのがいくつかあるようですが、こちらの青い池はアルミか何かが溶け出してこのような奇麗な色に染まるのだそうです。空の青が反射しているわけではないので悪天候でも青いというわけ。でもたぶん空が青ければもっと青いんでしょうけど。いや、やはり雪景色の中での青が一番綺麗に見えそうですね。

 

池の畔をぐるっと半周するくらい遊歩道とも呼べないような細道を歩くことができますが、この日は雨でびしゃびしゃで深い水たまりの連続となっており、そこに足がはまらないよう歩くのが精いっぱい。時には木の枝や手すりに掴まりながら進まないともろにドボンな感じ。だからその様子を写真に撮っている余裕もなく。水たまりといってもだいぶ深くスニーカーの靴底くらいでは浸水してくる感じでした。そんな悪路を観光客が列になって進むのですからもはや何かの訓練のよう。

後から分かった事ですが実はそんな遊歩道を進まなくてもその外周には車が通れるくらいの広い道があり、歩きやすいそちらの道を進んでも同じ絶景スポットまでたどり着ける事を後で知りました。始めて行く私はそんな事とは知らず他の観光客に紛れて右に倣えとばかりに後に続いたので...。

 

訪れる観光客のうち半分とまでは言わないまでも1/3くらいは中国人の姿。勿論中国以外にも他国から訪れている人もいたりして、近ごろの日本はいったいどこの国?と疑問に思うほど。まあハワイに行けば日本人ばっかり...ってのと同じでしょうかね。

運良く途中で雨が一時的に止んで傘はただのお荷物に。そんな中何名かの写真ファンと思わしき方が大きな三脚を肩に担いでわっせわっせと移動していき撮影のセッティングを始めていました。天候はいまいちですが光はそれなりに回り込んでいますし最近のカメラには結構優秀な手ブレ補正も付いていますから手持ち撮影で十分いけると思いますがネイチャーフォトグラファーのこだわりでしょうかね。私にはその気力はありません...。

10分もしないうちに再び大粒の雨。さっきの三脚のお兄さん今ごろどうしているだろう? そんな事を考えながら次の目的地へ向かいました。

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