Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

北海道の真ん中のほうへ (5)

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All Photo by inos

東京では考えられないような静かな朝。新しいペンションとは言え人の行動からなる物音を除けば無音のような部屋。それ故ロールカーテンを開けるまでは天気予報士もびっくりの晴天が広がっているかと期待したもののこんな時ばかりは予報通りの安定した雨...。

オーナーさんには「花畑を見るなら眩しすぎる晴天よりも曇天のほうが良いらしいですよ」なんて慰めの言葉を掛けてもらったもののやはり傘を片手に写真を撮る姿はちょっと悲しい...。それでも観光はこの1日しか出来ないスケジュールでしたから構わず行動。こんな時は愛車MINIじゃないのを良い事に強めの雨の中を突進! 車ってなんて便利なんでしょう。

WEBにて観光案内を調べると富良野から美瑛辺りで有名な花畑としては 「四季彩の丘」が紹介されており、まずはそこへ真っ先に行こうと考えていたのですが、「ファーム富田」 も有名だと教えてもらったので結局両方足を運んでみる事に。

持参した折り畳み傘では小さすぎ、コンビニで大きめのビニール傘を購入しました。

花畑の規模が大きく写真に撮った時の見栄えが良いので本日掲載したのは四季彩の丘のほう。ただ、予想はしていましたがまだまだ花の存在感が薄く、はっきり言って ”植えたばかり” という感じ。これは天候と同じくらい残念でしたね。6月の北海道は想像よりもずっと涼しく花が勢いをつけるのは気温が上がるこれからなんでしょうね。事実この翌日は札幌でも長袖1枚では寒いくらいでしたから。

園内はなだらかに見えて実際に歩いてみると結構急斜面だったりするので、トラクターバスと呼ばれる北海道らしい可愛い乗り物が巡回しています。全部で3車両くらいが15分間隔で走っているのですが、都会のように歩行者と車両が区分けされる事もなく同じ道を共有していて邪魔にならないのも土地が豊富な証ですかね。

 

さてそんなトラクター、大自然の中ではフェラーリよりカッコイイ!のは以前野辺山で見たのと同様。ここでも実用的に走っている車両以外に展示されている可愛いのがありました。なんなんでしょうこの完全なる ”イナゴフェイス” は。デザイナーさんは絶対に昆虫を意識していますよね。しかも色使いがまた優しい感じで良いじゃありませんか。

更に園内入り口付近には沢山の4輪バギーが並んでいました。専用コースが作られていて一人500円で乗れるそうです。いやぁこれは完全にツボじゃないですか! 晴れていれば2,3回乗ってしまいそうなところ、流石に普段着のまま泥だらけになるわけにもいかないのでここでは断念。私以外にも誰も乗っていませんでした。雨ですからね...。

そういう意味では今回の富良野旅行ではグライダーにも乗りたかったんですけどね。ペンションのオーナーさんが趣味でグライダーをやっているらしく、日曜日限定で時々飛んでいるとの話を聞いていたので絶好のチャンスだったんですが...。空を飛ぶのは飛行機も同じ、でもエンジンが搭載されていないので着陸は一発勝負。失敗が許されず相当緊張するそうです...。

 

富良野名物ラベンダーはこの時期だとまだちょっと早いですね。蕾が膨らんで花開く直前が一番色濃く美しいと聞きますが、現時点ではまだその準備段階といったところでしょうか。

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