Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ちょいと広島観光(3)

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All Photo by inos

北のほうからは今日もミサイル発射のニュースが届きました。人は争うことでしか前に進めないのでしょうか? ここへ来れば明確にして当たり前の答えが見つかる気がしていました。

でもどうでしょう、戦争なんて大それたことではなくても私たちは日々の暮らしの中で人と争いながら生きていることが多い気がします...。仕事であれば競合他社に勝つにはどうするか、そこには勝ち負けが前提のビジネスがあります。他社に勝てればバンザイ!ってのは本来目指しているゴールとは違うような...。でもそれが世の常であり上手くいけば評価を得ます。

会社がどんどん大きくなって国の人口全部を飲み込むような集団になったらどうでしょう、次は国別対抗になるに違いありません。それって戦争じゃないでしょうか...。

確かにこれは極端な考え方ではありますが、TVニュースを見て人は争いごとに否定的な意見を口にするけれど、実際は身の回りでも当たり前と思っているようなところに争い事は常にあるよなぁ...そういう考え方も出来そうだという話です。

原爆ドームを見に行く理由は何でしょうか? 「うわぁこれこれ、楽しみにしてたんだぁ」っていう人はいないと思いますし、「何度見ても良いよねぇ」という人もいないと思います。多分ここを訪れた人の多くは胸に重たいものを感じながら強く平和を願うと思います。

そんな場所だからこそ、観光でやってくる外国人の多さもここだけは良いんじゃないか、むしろ沢山の外国の人達の目に焼き付けて帰ってほしい場所なんじゃないか、そんなことを考えます。世界でただ日本だけが訴えることのできる現実なのだから。

平日だというのに夕方になれば多くの観光客が訪れているのが印象的でした。私もホテルで自転車を借りて乗っていきたかったんですが、宛てにしていたホテルが現在は自転車レンタルをやめてしまっていて、結局1kmほどを歩くことに。でもよく見たらこの付近は自転車走行が禁止されているのですね。そういう事なら乗れない自転車は荷物になるだけなので徒歩で正解でした。暑かったですけどね。

原爆ドームは人生で何度見たかわかりません。でも今回は俯瞰気味に上から見ることができました。この角度からのドームは新鮮。川にはSUPで遊ぶ若者達が見えて平和を祈るこの場所にいよいよ平和がやってきたような画になりました。

明日は台風がやってくると言われた昨日の夕日。嵐がやってくるのは雨風だけであってほしいと願う...。

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