Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

傘を好む国

By
All Photo by inos

夏真っ盛り。8月の夏よりも7月の夏は暑さに勢いがあって、さあ今年もこの季節がやってきた!って感じがしますね。もうそんなふうにはしゃぐ歳ではなくなってきましたが。

ここ10年くらいで日傘を差す女性が随分増えた気がします。ひょっとすると時代の変化というより都会派女性ならではの光景なのかもしれませんけど。少なくとも実家のある長野(南部)では何をするにも車移動でしたから日傘を使う理由がなかったのです。

男はまず日傘を差す事がないので、日焼け予防効果以外のメリットを想像しにくいのですが、傘一つでもやはり日向を歩くならだいぶ涼しくなるのでしょうかね? 場合によっては風通りが悪くなって逆に暑く感じるような事もありそうなものですが。第一、雨が降っているわけでもないのに傘を持ち歩くという行為が男には面倒くさく感じてしまいますよね。電車の中に忘れる可能性も高そうです。

ただこうして街でその姿を見かけるととても爽やかな感じがして良いです。

傘というものにはその存在自体に意味がある事が多い気がして、こうして晴れた日のハイコントラストなシーンで見かければ夏を想像しますし、どんよりローコントラストな傘なら雨を想像します。10人に1人くらいが差していれば雨が降り始めたと受け止め、ピーカンに男性が傘を持っていればきっと昨日持って帰るのを忘れたんだろう...なんて事を感じ取る。1枚の静止画の中に意味を持たせやすいアイテムなのです。つまり写真向きってことですね。

まあ現実は、夏は傘よりもうちわ、男はそれ一択です。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)