学生の頃なら、誰でも何かしらのアルバイト経験があると思います。アルバイトなんかしなくてもお金に困らない生活が送れる人は別かもしれませんが、大抵の人は節約生活と、少しの欲望を満たす目的で、多少無理してでも働いた人もいるのではないでしょうか？

そんなアルバイト、短期は別ですが数ヶ月単位で働く場合にはバイト代振込み用口座を最寄の銀行で作らされると思います。学生のバイト代を貯金にまわす人は少ないでしょうから、わざわざ銀行を経由するまでもなくすぐさま引き出して使ってしまうものですが、そこは会社の決まりがあるでしょうから形だけ社会人のようなスタイルですね。

そんなふうに作った銀行口座、実際問題その後はどうしているのでしょうか？バイトを辞めてもしばらくは預金口座として利用するとは思うのですが、学校を卒業し社会人になればほとんどの人がその土地を離れて暮らすことになるでしょうから、”ただ遠く離れた支店” となった後は何かと使いづらい口座ということになります。実は私もその場で解約すればよかったものの、もうかれこれ15年近くそのままです。

ちょっとした思いつきでその忘れてしまっていた口座をネットバンキングで照会してみたところ、想像以上に残高が残っていることが分かりちょっと得した気分。そのまま忘れていて、いつしか口座が消滅していた．．．なんてことにならなくてよかったなぁと思いました。実際のところ使われなくなった口座が何年で消滅するのか知りませんが、明日にでもお金の出し入れをしておけばまた10年くらいは放っておいてもキープされることでしょう。その頃再び思い出すことができたらまたいっそう喜びも大きそうです。