Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

初めて真下まで行ってみた

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All Photo by inos

 

目的地にするのに最適なランドマークであることは確かですし、もしもナビのバッテリーが切れたとしても確実にたどり着けそうな場所ではあるのですが、ここは自転車で行くよりも電車と徒歩のほうがショップ巡りや観光に適している気がしてこれまで行った事がありませんでした。でも最近にしては珍しく東京も ”お出かけ日和” とお天気お姉さんが訴えていましたので意を決してトレンクルで出発。

我が家からだと片道25〜30kmのサイクリング。それでもあらかじめルート検索などしません。GARMIN Edge800のナビ任せを基本とし、途中気になるものがあれば気まぐれで立ち寄りながらどんどんルートを変更していく(というかナビのリルート任せ)が私のサイクリングスタイル。片道25〜30kmと幅があるのはそのため。

朝早く出発するなどよほどの事がなければ実現不可能な不規則な生活習慣から、今日の出発は12時半に決定。タイヤの空気圧調整と目立った汚れだけ落としたトレンクルの平均速度は10km/hに設定。Edge800に数値を入力しておけばバーチャルトレーナーがアベレージを比較表示してくれるので、それさえ下回らないよう漕ぎ進めば目的の時間内に到着(帰宅)できるという現代的なペース配分。

我が家のある西東京からだとどうしても都心を抜けていかねばなりませんからなるべく裏ルートを選びながらも大通りの利用は避けられず、池袋辺りを通過するには人ごみも増えてどうにもならない感じ。ペースは落ちますが安全第一でポタリング気分で走る事にしました。

長距離走行の大敵はお尻の痛さとバックパックによる背中の蒸れ。お尻に関しては最近それなりに乗っているので今回はなんともありませんでしたが、背中の蒸れは辛いですね。使用しているバックパックはDeuter road oneという小さなタイプで、バイク用ですからエアコンタクトバイクシステムなる背中の蒸れ対策がされているモデルではあるものの全然効果なし。

ドイターのバックパックでバイク用のものの多くは背中に当たるパッドが左右に別れていて、丁度背骨の部分が空洞になり空気の流れを作る仕組みになっているのですが、あれは背中の筋肉がある人には効果がありそうですが、私のように筋肉が無く背骨が筋肉より高くなっている人には逆効果で、背骨が空洞を埋める形でフィットしてしまう事で全く空気の流れは作れずむしろ暑い! 私のような体形の人には背面通気性を最優先したメッシュでバックパックを浮かせるような機能を持つモデルでないとダメですね。

ともあれ東京スカイツリーには無事到着。登らずに眺めただけ...。本当はゆっくりしてきたいところですが何せこういう場所にある今どきの駐輪場はタイヤを溝にはめてロックするタイプのため、トレンクルのような規格外サイズの自転車は停められないのです。かと言って周囲は綺麗に整備されているので路駐というわけにもいかず。トイレを借りただけでとんぼ返り。元々登る予定は無かったので良いのですがせめてソラマチのショップ巡りとか...いささか達成感に欠けるサイクリング。まあそれがこれまで目的地に設定しなかった理由というわけですね。観光はやはり電車と徒歩で。

帰りは気温が下がったのを良い事に少し飛ばして走りました。本日の走行距離58km。先週は30kmで結構疲れていたのに体が慣れてきたのか今日はもう60km弱でもへっちゃら。都内でこれだけ走れれば今シーズンも100kmライドに挑戦できますかね。

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