Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

まずは自然から学べ

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All Photo by inos

日光まで行った事で少し早めの秋を体で感じることが出来たのは昨日までの日記で報告した通りですが、観光名所で定番の見所を眺めるだけでなく、何でもないような景色にも美しさを感じ取れる、それもまた遠くまで来た実感に繋がるというものです。

道路脇にあった真っ赤に色づき始めた木々から溢れる光が綺麗でした。

 

苔も綺麗でしたね。至る所に...と言ったら少し大げさですが、やはり自然が多い場所ですからあちこちに年季の入った苔を見る事ができました。アクアリウムをしていると苔というのは厄介な存在でしかないのですが、テラリウムでいざ育てようとすると簡単なようでなかなか難しいようで、何より他の植物に比べて成長が極端に遅いためコロニーと呼ばれるようなふっくら状態にするには何年も掛かるのだとか。

がテラリウムに苔を取り入れたのはほんの数週間前なので、現時点では苔の種類や特徴を覚えている所なのですが、人工的に作られたテラリウムから学ぶだけでなくこんな風に自然界に見る事ができるならぜひ観察しておきたいところ。

中禅寺湖の近くに苔の群生を見つけたので車を止めじっくり眺めて見ました。ここに生えていたのは主にハイゴケ、スギゴケ、タマゴケ、その他見たこともない苔。そしてよく観察するとそれらがパッチワークのように共存しているんですね。

数種類の苔が混在する環境というのはてっきり人間が見た目を重視して作るテラリウムの世界だけかと思っていたのですが自然界でもそのような生え方をする事を知りました。

自宅でこれを再現するならまず自然に学べ...。そう感じました。そしてこれだけ生えていれば観賞用に採取して来ても誰も怒らないだろうとは思いましたが、観光地ということもありますから流石にそれはやめておきました。

こうして見ると苔という生命は土の上に生えるわけではないという事もわかりますね。栄養を吸収する根を持たない植物ですから。これはなかなか奥が深そうです。

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