Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

道具が変わったのは使われ方が変わったから?

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All Photo by inos

「カメラ女子」なんて言葉が使われ始め、その名前の雑誌まで発売されるようになって久しく、確かに都会の公園を歩く姿を見る機会も増えました。カメラや写真が好きだというともっぱら戦場カメラマンのごとく使い古したカメラバッグと2台の一眼レフをたすき掛け...みたいなのをイメージした時代はもうとっくに過去のものになりました。

いっぽう、肩から一眼レフをぶら下げながらもスマートフォンで撮影するスタイルも時々目にしますね。三脚使用が前提で黒い布をかぶり何秒間も動かず息を殺して撮影していた100年前のカメラ、小さくなったことが道具としてのポジションを確立した分かりやすい進化だと考えれば、電話の中に収まった今のスタイルはある意味行き着くところまで行き着いたと言えるのかもしれません。

持ち歩かなければ意味のないカメラですから、その点においてスマートフォンは一眼レフカメラより高性能と表現するのも過言ではないかもしれませんね。

手荷物を増やしてでもカメラを持っていく理由は何ですか? と聞かれたら私は何と答えるだろう...そんなことを考えました。

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