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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

スマート家電の第一歩

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All Photo by inos

PHILIPS HUEを使い始めて約2週間。初期不良への対応は翌日には解決したからして、その後は概ね順調に動作しており我が家もスマート家電化の第一歩!が一応スタートしたわけであります。実はその後PHILIPS HUE Goも追加購入しており、今はテラリウムの照明もスマートコントロール下にあります。

スマート家電の定義は案外ぼんやりしていて確かな説明は出来ませんが、私的な解釈ではネットワーク環境に置かれたコントロール可能な家電製品という位置づけです。HUEは単なるLED電球ですがネットワーク制御対応ランプという意味でスマート家電と呼べるのではないかと。

そんなHUEを2週間使い見えてきたのは、使い方次第で便利にも不便にもなるということ。私の場合はiPhoneを制御の神様にしていますから、iOS純正機能であるHomeKitにHUEを認識させてあります。そうすることでHomeKitにアクセスする仕組みを持ったアプリからあらゆるコントロールが出来るというわけ。Siriに話しかけることで制御するなんてのも結局はHomeKit経由なわけです。

今のところ3つのLEDランプ(HUE)を室内照明として使っており、そのうち1つはテーブルライトとして常に100%の輝度で光らせていますが、残りの2つは状況に応じて100%、70%、50%、30%の輝度を切り替えています。映画を見るときは暗めに設定するとか、本を読むときは明るめに設定するなど。これらをシーンとして保存しておきiPhoneのウィジェットに登録しておけばiPhoneをスワイプするだけで輝度別のボタンが現れワンプッシュでシーンが切り替わります。

それとは別に、起床時刻になったらすべてのランプが最大輝度でオンになり、消灯時刻の15分前から徐々に暗くなるなどのルーチンもセットしてあります。いずれもPHILIPS純正アプリ内で完結しています。

また残り1つのテラリウム用ランプ(HUE Go)は照明としての役割とインフォメーションランプとしての役割の両方で利用しています。朝と夕方は自宅周辺の天気予報の情報を収集し、晴れならアンバー、曇りならグリーン、雨や雪ならブルーに光るようセットされており、いずれも設定時刻になると天気予報から通常の電球色に切り替わるようセットしてあります。天気予報連動にはIFTTT等のアプリを用いるのが一般的なようですが、海外アプリ故、天気予報の精度に不安があったため私の場合はYAHOOが提供するmyThingsなるアプリでYAHOO天気予報の情報を取得しています。

使い方次第、と書いたのはこのあたりに理由があって、いろいろな使い方をするには目的に応じていくつもの対応アプリを使いこなす必要があり、例えば今回の私のように天気予報の取得とランプの点灯はmyThingsで行いますが、消灯に関してはPHILIPS純正アプリを使っていたりします。点灯は天気予報をトリガーとし、消灯は時間をトリガーとするため、ONとOFFで使いやすいアプリの組み合わせを考えるわけです。もちろん時間をトリガーとした消灯までをmyThings だけで行う事も出来ると思いますが、そうなると純正アプリ内の時間の流れが読みづらくなったりするんですよね。

2つ以上のアプリを併用する場合は色々難しくなるのは事実です。色だけならまだしも明るさの情報とかもあるので、前回消したときに50%の明るさだったとして、そこに天気予報の情報でトリガーして色を変えると50%のカラー表示になってしまったりするので、どのタイミングで100%に戻すか!とか。初歩のプログラミングって感じですね。

それを逆手にとって応用するとそれはそれで便利だったり。今はそこにIFTTTも活用して「Gmailが届いたら今のカラーのままランプが点滅」するというフローを組んでおり、天気予報の色に関わらず点滅したらメールが来たな!みたいなのが分かるようにしてあります。

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