Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

特殊な紙を探しに行く

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紙を選ぶなら神保町の竹尾が真っ先に浮かび、4,000種類を超えるサンプルの中から目的に添った品定めが出来るわけですが、あいにく土日祝はお休みだからしてそれでも営業している銀座店へ。押し花のベースにする和紙を求めて。

銀座店はItoyaの7Fに店舗を構えるためItoyaの営業に準じ週末でも営業中!というわけ。ただし私の事前調査不足で大事な点にオチがありました。銀座店の竹尾は基本的にファインペーパーのみの取り扱い! つまり和紙みたいな紙は神保町の本店より取り寄せになるという事。

店頭にはサンプルすらありませんから取り寄せようにも選びようがありませんよね。紙の質感とか色とか厚みとか隠ぺい性とか肌触りとか、そういう点を見たくて足を運んでいるのに品名だけで取り寄せるならオンラインストアと変わらないわけで...。

 

竹尾スタッフの方に相談したところ8Fのクラフトフロアにて「竹尾製品ではないが和紙の取り扱いはある」との事。早速足を運んでみると確かに有りました! それも結構な品揃えで流石Itoyaという感じ。

”和紙” と一口に言っても様々な種類があり、障子紙のように無地な物から柄や絵が描かれたもの、染料で染められたものなど想像以上に種類が有る事を知り正直驚きを隠せません。私のように紙を紙として使う用途以外に、和紙で封筒を作るとか、中には財布やバッグを作るなんて人だっているわけですから材料としての種類が多いのも頷けます。

色々悩んだ揚げ句、購入したのは藁などの大きめ繊維が含まれた種類で、茶色と白の格子模様になった珍しい紙。1枚の紙なのに2種類の素材が組み合わさっているって凄いですね。恐らく和紙を漉く際にあらかじめ格子状になるようセパレーターで分けておき、仕上げの段階でセパレーターを外す事で茶色と白を連結するのでしょうね。連結部分は他に比べて若干強度が落ちる感じなので後から色だけ染めているわけではないようです。サイズは随分大きくてA0サイズ( 841×1189mm)くらいあります。

その他、ここまで繊維っぽくない白一色の和紙も併せて購入。今後はこれらを用いて手探りで額装を進めます。

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