Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

どうやって情報を得るか

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All Photo by inos

今日も引き続き幕張メッセにおり、相変わらず忙しい事に変わりはありません。それはそれでありがたい事です。

色々な映像音響クリエイターの方とお話をしていると、今ではすっかり ”映像機器 = コンピューター” という位置付けにある事を再認識します。一昔前であれば電気回路に使われる部品やアナログ/デジタルなど、機器同士を比較する要素というのは ”電気的仕組み” が大きかったように記憶していますが、コンピューター上で走るソフトウエアの出来次第となった現代ではハードの性能は電気回路の設計よりもコンピューターの数値的スペックに左右される事が殆どです。

故に、機器を開発するエンジニアも、機器を購入し使いこなすクリエイターも、同じ物差しで数値比較が出来る反面、昔なら展示会の場で開発者が内部の仕組みを説明するのが当たり前だったところ、今ではクリエイター側が数値的な質問をするようなスタイルに変わってきたというのが私の主観です。

それが良いか悪いかは分かりませんが、少なくとも使うハードが同じなら各メーカーのソフトの仕上がりはどうか、そしてそれらの使いこなしは...?と話は発展し、必然的に展示会 = ソフトを使いこなすための情報収集の場となっているのかもしれません。

映像業界は今後ますます個人レベルで編集ソフトや合成ソフトを使いこなす時代になるでしょうから、会社で仕事をするにも同僚と話すような機会は減るかも知れませんし、SOHOのように自宅にいながらにして他人と会う事なく仕事を進める事も当たり前ですから、ますます同業者同士の情報交換の場が必要になるような気がしています。

昔に比べると各メーカーのセミナーなどが増えたのも少しうなずけるような気がします。

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