3月の花ですからこの時期に何とか形にしておきたくて、7〜8kgで3週間押したこれを額装しました。ベースの紙は色々試した結果布目の和紙が相性が良く、押し花でありつつハーフドライフラワーみたいな立体感は1mmのオーバーマットがピッタリはまって表現出来ました。キャンバス生地みたいなのに和紙っていう拘り。

額装はフレーム選びもさる事ながら、素材を活かすも殺すも背景に使うベース紙選びが重要だと感じました。素材を引き立てる為のベース紙なのか、ベース紙の存在感あっての素材なのか、そんな関係性がありそうです。今回はせっかくの耳付き和紙だったのでフレーム内を2重にして周囲に耳を見せるような遊び心を入れても良かったかもしれませんが、まあ最初はこれくらいカッチリした仕上げから始めて徐々に応用していく感じですね。

結局、アストランチアやスターチスを組み合わせたものはゴチャゴチャしてしまって焦点が定まらなかったので、今回はシンプルイズベストで黄色と緑のコンビを採用。