Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

非日常的な風景

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All Photo by inos

数週間前から目的地に設定していたのに、天気に恵まれなかったり他の予定が重なったりでなかなか行動に移せずにいたこの場を目指して今日はドライブ。渋滞を避ける為、早朝4時半にアラームをセットしたのに出発が7時過ぎだったというのは私ならではのいつものあれでして...。

風車...というか風力発電のこうしたプロペラは日本でも全国各地で見るようになりましたが、ここまでズラッと並んだ姿はなかなか他では見た事がありません。個人的に千葉県だと思っていたこの場所は実は茨城県だったというオチは置いておいて、茨城県神栖市の海岸沿いはこうした壮大なスケールの景色が広がっています。最近だとテレビドラマ ”anone” のロケ地として使われていましたね。

「ウィンド・パワーかみす第1洋上風力発電所」と「ウィンド・パワーかみす第2洋上風力発電所」は名前こそ第1、第2と分れていますが実際は海岸沿いに続く形で建設されていて合計15基が稼働中。見る前から想像は出来ても実際に目の前に現れるとその迫力に言葉を失いますね。

”洋上風力発電所” ですからこれらのプロペラは海の中に建設されているということですが、陸から数十メートルの距離なのであまりそういう実感はありませんね。写真で見ても分かるとおりすぐ近くまで車で行く事が出来、しかも人気(ひとけ)も少なく、私のような物好きとお仕事のトラックが時々通過する程度で静かなものです。

 

「ウィンド・パワーかみす第1洋上風力発電所」から見える距離に新設された「波崎ウィンドファーム」と呼ばれるエリアにも同様に12基が並んでいます。こちらは洋上ではなく陸上に設置されており、すぐ目の前の砂浜からも眺める事が出来ます。

後になって調べて分かった事ですが、茨城県神栖市にはこうした風車が合計44基もあるそうです。茨城県に44基ならまだしも神栖市だけで44基って凄いですね。確かに車で走っていてもあちこちに風車が見られます。もう茨城県全部を風力発電だけで賄えるんじゃないかと思うくらい沢山あります。それだけこの地方は年間通して風が強いという事なのでしょうね。

風車なので回っているだけと言えば確かにそれだけですが、実用的な発電だけでなく観光名所としてもなかなか良いと思いますね。波崎ウィンドファームのほうはエリア内に展望台が作られていましたから県としても積極的にアピールしていく方向のようです。こういうの好きな人なら大満足の風景、マニアじゃなくても一度見てみたい!そんな気がしてきませんか?  風車が一望出来るレストランとか、海からの観光船ツアーとかあったら外国人観光客とか沢山来てくれそうな気がします。

あ、現時点ではこの近くにお店らしいものは何もありませんので、お昼持参もしくは最寄りの観光地まで移動するなど計画的な行動をおすすめします。なんたってここは観光地ではなく発電施設ですので...。

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