春に破格で購入したマメ盆栽。昼夜の温度差が少ない室内保管だからして秋の紅葉シーズンに色づくのか心配でしたがご覧の通り見事なまでに真っ赤になりました。

赤く染まったのはカラコギ楓と呼ばれる品種。モミジのように尖った5枚からなる葉ではなく少し丸みを帯びたまとまりのある形が特徴。販売していたおじさんが「これが生意気な色に染まるんだよね」と言っていたのを思い出します。

いっぽう、馴染み深いモミジの葉形状を見に纏う織姫と呼ばれる品種は今日時点ではまだ赤くはなっておらず、夏に見た緑よりはやや黄色味を帯びたものの紅葉（こうよう）と呼ぶには物足りない感じ。こちらはもう少し寒くならなければ染まらないのか、もともと真っ赤に染まる品種ではないのか。

いずれの盆栽も、水分補給にだけ気をつけていれば比較的簡単に維持できることが分かりましたから、来年の春になったらテラリウム用のガラス容器に苔と一緒に植えてみますかね。