Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

私たちが軽視している事

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All Photo by inos

日曜夜のテレビといったら「鉄腕ダッシュ」と「世界の果てまで行ってQ」。日本テレビの2大バラエティ番組といっても過言ではないそれらですが、本日は「鉄腕ダッシュ」の放送がありませんでしたね。私も毎週楽しみにしているだけに少々残念です。

先週ワイドショーネタとして大々的に取り上げられていたTOKIO山口達也メンバーの事件。今週の放送が見送られたのは恐らくその影響かと思われますが、この感じだとしばらく放送は期待出来ないか、もしくはもう放送される事はないかも知れませんね。

起こしてしまった事は元には戻せませんから事実を認めて反省するしかないわけですが、こうした事件に関する会見の場でよく耳にする「当時は相当アルコールを飲んでいまして記憶が定かではありません」みたいな言い訳。政治家からもよく聞こえてくる言葉です。私的にはこういう言い逃れはどうも許す事が出来ません。

飲んで記憶を失い自分が何をするか分からなくなると自覚しているのなら飲んではいけない人なのではないでしょうか? 生まれて始めてアルコールを飲んだのならまだしもそんな人は稀です。車の運転でも飲酒運転というのは非常に罪の重い違反として取り扱われます。飲んで運転したら何が起こるか分からず大事故に繋がりかねない為に、運転した場合は厳しい罰則を与えると周知しておくことで未然に防ごうというルールです。

世の中全般としてアルコールによる影響というのはどこか軽視されているところがあって、例えば会社に遅刻しても「昨日飲み過ぎて二日酔いで...」と言えば、「あ〜つらいよねぇ」みたいに同情すら誘うような変な説得力がありますし、金曜の夜になると街のあちこちが汚れているのも我を忘れて飲みすぎた代償ですが、あれらの後始末は決して自らがする事はなくお店の人や近所の人駅員さんなどです。いずれにしても本人の自覚の無さが原因と言わざるを得ません。

でもアルコール摂取は悪い事ではありませんから楽しく飲める人は大いに飲めば良いと思います。その代わり何か事件を起こしてしまった時、その理由が「アルコールを飲んでいて覚えていません」みたいな場合は、起こした事件以上の重い罰を与えるルールを作れば、言い訳としてその言葉を出す人も減るでしょうし、限界を超えて飲む人も減るのではないでしょうか?

車の運転の時だけ重い罰が与えられるのにその他の事件では逆に同情を誘うような魔法の言葉を今一度見直すべきだと考えます。

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