Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

モノクロイズム

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All Photo by inos

ニュートンは虹を見てそれを7色だと言ったそうです。色というのは光の波長の違いであり、赤と黄色の間にはオレンジがあり青と緑の間にはシアンがあるように、実際は連続的に変化するグラデーションですから、それを単色で5色とか7色と言ってみても実際のところは何分割したかに過ぎません。

人がモノクロ写真を見た時に想像の中でそこに色を重ねられるのはそれまでに見た事のある現実と紐付く被写体に限られ、例えば人の顔は肌色だろうとか、コーラの缶は赤だとか、生い茂った木々は濃い緑だろうとか、丁度小さな子供が塗り絵をするみたいに明確に想像出来る所から塗り進めていくと、案外多くのものは色を付けられるんじゃないかと思います。最近じゃ昔のモノクロ写真を自動でカラーに復元するサービスなどもあるようですから、きっとそれらも自然界の色をサンプリングしたデータベースを参照し疑似的に色を載せていくのだと思います。

そんなデータベースを持ってしても多分再現出来ないよね...というシーンを見つけたので写真に撮っておきました。

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