惜しくもゴールデンウイークの長距離サイクリングを体調不良を理由に断念した私。「また挑戦すればいいじゃないか」とも言われますし自分自身もそう思うのですが、長期休暇の不完全燃焼感は今も取り戻せず．．．。かといって夏日に挑戦するスポーツでもないような気がして、街中ポタリングがせめてもの雰囲気づくり。

ここ10年くらいは日本もサイクリングブームというか自転車を趣味や生活の一部と考える人の数が急増し、私の周りにも何人かの自転車ファンがいます。どちらかというと皆ロードバイクを本気で乗るタイプなので私のような ”見かけだけのお散歩自転車” の人はいないのですけど。

その中の一人にこの土日で、神奈川、千葉、茨木、栃木、群馬、埼玉、東京の一都六県、合計600kmを40時間以内に走りきるレースに出場していた人がいます。所謂ブルベってやつですね。

600kmって尋常じゃない距離。区間通過タイムなども設定されていてクリアできないとそこでリタイヤとなるようですが、何より睡眠ですよね。40時間で600kmって事は平均15km/hをキープしないとゴールできないわけで、普通に街中を走った場合は平均15km/hってまず出ませんからルートが悪ければ寝ずに走り続けないとゴールできないことになります。

まあ普通はそんな悪条件なルート設定はされていないでしょうけど、寝るためには平均速度を上げなければ時間が確保できませんし、速度を上げれば疲労が増しますし．．．。日々トレーニングを惜しまず重ねているアスリートじゃないと実現不可能な挑戦ですね。

もし私が挑戦したらどうだろう．．．と考えてみると、40時間を使いきれるなら200kmはいけると思いますが、300kmは体力もさることながら膝が痛くなってしまって無理そうな気がしますね。