Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

HandMade In Japan Fes 2018(2)

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All Photo by inos

今年の HandMade In Japan Fes は東京ビッグサイトの東7・8ホールにて開催。西ホールのように2階がありませんから場内の立体的な写真が撮れず奥行き感が出しにくい点を除けばイベント会場としては広い体育館のようでまとまりがあり見やすいですね。

最近はこうしたイベントのチケットもスマートフォンで事前購入し当日は画面をかざして入場できますから入り口付近の当日券販売コーナーに続く長蛇の列に並ぶことなくスイスイ。しかもコンビニなどのチケット発券機を使うのと違って発券手数料も取られませんから便利この上なく...。

デザインフェスタとよく似たこのイベント、しかしハンドメイドが前面に押し出されているだけあってお祭り騒ぎっぽいデザフェスよりも物作りに特化されている感が強く、そこを好むファンにとってはとっておきの2日間であること間違いなし。

近年は木のぬくもりとかアンティーク家具のような温かみのある小物に目がない私。会場にはあちこちにそうしたブースが存在し退屈しません。しかも街の雑貨屋さんやインテリアショップではお目にかかれないような独創性に満ちたアイデア商品が並ぶのがこのイベントの面白さですから、入場早々目移りの連続だったのは私だけではないはず。最初のうちはこまめに写真を撮らせてもらうのですが途中からはもうやりきれなくなるくらいで。

目的があって行くにしてもそんなのはせいぜい2つか3つ程度のブースで、その他はもうウィンドウショッピングのごとく単なる衝動買い!。何しろ4,500以上のブースが集まっているわけですからどんなものが売られているのか皆目見当もつかないわけです。4,500件のお店が集まるショッピングモールって聞いたことないですよね。

上の写真のブックスタンドはなかなかのアイデア商品だと思いましたね。単に90度で支えるスタンドなのですが底面が少し斜めになっていることで片側だけの支えで本が倒れない。誰でも分かる簡単原理ながら他ではあまり見たことがない商品。私が小説マニアだったら迷わず購入したでしょうね。

主催Creemaのメインブースで見かけたウッディーな一輪挿し2つ。この日最初に心を掴まれた商品でしたね。丁度良い色合いのアンティーク仕上げでそれぞれが上下の寄木で2トーンカラーとなっている点が魅力。夫婦茶碗のように2つ並べたディスプレイも素晴らしく、ブースNo.95と書かれたパネルを強く目に刻み込んだ瞬間でした。ここは今回の展示の代表作品を集めて並べられた言わばイベントの玄関にあたる場所ですから購入することはできず、実物が欲しい場合はパネルに書かれたブースまで足を運ぶ...そんな仕組みになっています。

そしてそこからほど近い場所にありましたブースNo.95 ”木の手作りインテリア雑貨 Fish Cat” さん。ブースが近づいてくるにつれ一目で「ああ〜なるほど」って思いましたね。これまでも数々のイベントに出展されており私にとってはおなじみの出展者さんだったわけです。何より下の写真にある沢山の時計がいつも印象的で記憶にも鮮明に残っているわけで。誰でも一度見たら強く印象に残るブースなのです。

しかし残念だったのは先ほどCreemaのブースで目にした2トーン仕様の一輪挿しはまだ試作だったらしくこちらには商品として置かれておりませんでした。なんでもあれを作るのは結構大変な作業らしくこれから量産を検討するという段階らしいです。販売されていたら間違いなく購入していたでしょうね。今後に期待しています。

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