Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

JAPAN MOBILITY SHOW 2023(8)

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All Photo by inos

TOYOTA同様、毎回注目度の高い日産ブース。これまでの私なら日産というメーカーにあまり縁がなくそれほど関心を示さなかったのですが、今年の春に北海道旅行のレンタカーで新型NOTEを借りてから、日産もまんざらではない!と少し見る目が変わったのでした。ハイブリッドカーという観点で言えばプリウスより快適でした。

そんな日産ブース、今回のメインステージは未来のGT-Rのようなコンセプトカーが注目を集めておりました。コンセプトだから仕方がありませんが、定規で書いたようなまっすぐなラインの造形は映画の中に登場しそうなシルエットで到底これが市販化されるとは思えませんが、逆にこの形から未来のGT-Rっぽさを想像させるのはデザインの力でしょうか。

スバルブースのコンセプトカーにも通ずる事ですが、コンセプトカーのホイールってなぜこんなふうにマカロンみたいにぽわんとしているんでしょう? 発報ウレタンで膨らませたみたいに見えます。

正面から見てもやっぱり未来の車。現行GT-Rと比べると一回りくらい大きなボディサイズに見えましたが、今後日本車はますます大きくなるんでしょうかね? 近年はミニバンブームなので街ではアルファードやベルファイアやハイエースをよく見かけますが、どれもかなり大きな車格ですよね。狭い道の運転やすれ違いはさぞ大変だろうと想像しますが、スポーツカーもその方向で進化すると、流石に操る楽しさがスポイルされるのではないか? と思います。

やっぱり操っている楽しさが味わえるのってマツダロードスターサイズくらいが最適解のように思うのです。

SUVも未来はこうなります!と言わんばかりにステージ脇でライティングされた車両。まあ確かに形だけ見れば未来のSUVを描いたように見えますが、どうでしょう、SUVってそもそもが悪路を走ることが前提の車ですから、車高が高く駆動制御が優れていれば今も未来もそう大きく変わらない気がするんですよね。現行ジムニーと30年前のジムニーが同じ道を走れるように。

となると未来のSUVに求められるものってなんだろう?と疑問に思うのです。EV化というのは一つの答えとして、今回のベンツGクラスのように左右輪が逆方向に回って360°ターンが実現するくらいの進化がどのメーカーにも求められる気がします。

日産に続いてレクサスの紹介というのもちょっと違う気がしますが、掲載スペースの関係でここからはレクサスブース。

レクサス LF-ZLはEVのフラッグシップモデルらしく、客観的に見れば ”いったい世の中の何人がこんな車を買えるのか?” という疑問を持ちつつも、まあ話のネタついでに見てきました。外見はいまふうのスポーツクーペみたいな感じでしょうか。

ドアパネルの内張りは竹、後席シートは西陣織が使われているらしく、これでもか!と言わんばかりにラグジュアリー空間をアピール。

確かに竹で作られたドアパネルって斬新ですね。ウッドよりも明るく手触りも良さそう。私的にもこのドアは大変好みですがおそらく重量は相当なものでしょうね。重量増分は動力性能に磨きを掛けて余裕のある走りを約束します!みたいな謳い文句なのでしょうが、それが果たしてエコなのか?は少々疑問が残るところ。ここではそういうツッコミは無しですか。

これまた車体サイズは相当大きな部類だと思います。都心の駐車場事情を考えるとちょっと窮屈そう。でも高速道路を余裕を持って走るなら最高のパフォーマンスを発揮するのでしょうね。日本の高速道路は殆どが上限100Km/hですけど...。

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