Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

我々一般人には真似のできない娯楽

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All Photo by inos

渋谷のハンズまでハンディ扇風機を買いに行ったものの、店頭在庫モデルはシーズンピークを過ぎた売れ残りとあってどことなく納得いかないまま手ぶらでスクランブル交差点まで帰って来た時の事、遠くからけたたましい爆音とともにランボルギーニ御一行様がやって来ました。全部で10台くらいだったでしょうか、渋谷、原宿あたりではよく見る光景ですね。

しかし今日は少し状況が違っておりました。交差点を過ぎて高架橋下まで来たところで先ほどのランボルギーニのうち数台が停車。初めは信号待ちかと思いましたがどうやらそうではなく、車からはムービーカメラマンらしき人が何名か降りて来てそのまま撮影開始。片側2車線のうちその両方をランボルギーニがふさぎましたから他の車は通れなくなってしまいましたが、そんなの一向に御構い無し! パトカーに注意されようが御構い無し!でも不思議と誰も文句は言いません。むしろその光景に度肝を抜かれ野次馬が集まるわ集まるわ。

やがて流石に2車線を塞ぐのは忍びない...と思ったのか1車線を開ける形で落ち着きましたが、カメラマンは車がブンブン走り抜ける車道を歩きあっちからこっちから撮影しますから危ないといえば危ない。しかし走っている車の人も何の人だかりだろう?...と自ずと速度を落とし、あまりに堂々と車道の真ん中をカメラマンが歩いていますからむしろ止まらなければいけないのか?と思ったでしょうね。

見ればオーナーのほとんどが日本人ではなさそうで、やはり外人さんのやることは肝が座っているというかスケールが違うというか驚きの連続でした。こんな事を書いたら世間から怒られるかもしれませんが、私はこういうの嫌いじゃないです。法的に言ったらアウトな面もあると思いますが、自分達がやりたい事やったら良いかな!と。多少迷惑と感じる人もいたかもしれませんが、少なくとも一般庶民の私には手が出ないようなものを彼らは所有する能力があるわけで、それを楽しむ場がたまたま今日はここだったというだけ。大目に見てあげましょうよ!そんな気持ちで見守っていました。

これがいずれどんな動画になるのかその内容も気になるところです。以前YouTubeでランボルギーニの集団のプロモーションビデオのようなものが話題になったことがありますが、それの第2弾みたいな感じでしょうかね。集まった野次馬から声を掛けられられるとオーナー自身が質問に答えたり挨拶をしたりとてもフレンドリーだった点がちょっと意外でした。この撮影についての質問だったんでしょうかね、日本語ではなかったので私はちゃんと聞き取れませんでしたが...。

それにしてもインパクトの強い外装でベース車両含めていったいおいくら万円掛かっているのか普通はそちらが気になってしまいます。ハンディ扇風機を探してウロウロしている自分が随分小さく思えました。

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