先日新宿駅構内に奇妙なボックスを見つけました。何でしょうこのコインロッカーのデカイやつみたいなのは。そう思っていると躊躇なくその扉を開け中に入っていく人がいました。調べたところによるとこれはJRが「駅ナカ×シェアオフィス」と表して「STATION WORK」の名で昨年2018年11月から運用を開始した共有プライベート空間らしいです。

仕事で利用するならアポイントの合間などにメールのチェックや資料作成を帰社せず駅でビジネスワーク、学生が使うなら静かな空間で完全個室のように．．．がうたい文句。電源、Wi-Fi、デスク&イス、暖房完備のこのサービスは、新宿駅、品川駅、東京駅のみ設置されておりネット予約から利用する仕組みらしい。

つまりは、勉強や仕事が大好きな人にとって便利なサービスが始まったという事。

でも私個人はまず利用することはないでしょうね。ここを利用するまでもなく家や会社や学校で事足りませんかね？ それは電車内や街カフェも同様ですが、電車は乗り物、街カフェはコーヒーを飲むところであり、本来は仕事や勉強の場として設定されているわけではないです。でもそこを利用して仕事や勉強をしなければならない状況というのは本来その作業をすべき環境に問題があるのかな？と考えてしまいます。近年はスターバックスが参考書を並べた学生で満席！みたいなことも普通ですからね。ちょっと疑問に思うわけであります。

勿論仕事で出張続きのため会社や家に戻れないのでこういった場を利用するというのは十分理解できますが、新宿、品川、東京であれば我が家と会社の位置関係からして利用頻度は低そうだなと。

第一このカプセルホテル式な密室がそれほど快適そうには見えず．．．。誰か使った人がいたら感想を聞いてみたいです。実はその扉の奥が大きな部屋に繋がっていた！とか。