万博記念公園内には当時の建物を利用して博覧会の記念館 ”EXPO’70 パビリオン” が公開されています。聞けば40年近く寝かせてあった施設を2010年になり資料館として公開したんだとか。
資料館ではお決まりのイベントエリアのミニチュアも展示されていました。こうして見ると太陽の塔って当時は屋根から突き出す形で作られていたんですね。このスケールで見ても太陽の塔がいかに大きな建造物かわかります。
当時の入場者数が6,421万人越えって凄いです。それだけの入場者がいて外国人が170万人しかいないというのもビックリですよね。現代であれば観光地へ行けば半分くらい外国人なんじゃないかと思うケースもあるというのに。その他ここに掲載されている数字を見るだけでも色々面白いです。
トイレ2755穴という数え方。トイレって穴って数えたんですね。今なら2755式と書きそうなものです。確かに50年前の日本には今のような水洗トイレではなく殆どがスットン便所だったはずですからその数え方も頷けます。
55組が結婚していて1人が出産しているというのも。今その子供は49歳ということですか。
自転車も展示されていました。なんとこの時代に電動アシスト自転車です。この資料館の展示物で一番驚いたのがこの自転車でした。電動アシストってこんなに昔からあったんだ〜と。
その時代であればオートバイにペダルを付けて人力でも走れます!みたいなTOMOSはあったかもしれませんが、バッテリーが未熟だった時代に電動は誰もが驚いたでしょうね。今じゃ街を走るママチャリに電動アシストが搭載されているわけですから、50年前の夢が現実になったわけですね。