Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

北海道短期集中観光 2019.8(10)

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All Photo by inos

北海道短期集中観光総集編。全ての移動工程をマップにプロットしてみました。各色それぞれが1日の移動距離で1日平均450km、3日間の総走行距離は1,300kmを超えました。HONDA Fitハイブリッドで燃費は25km/l程度でした。こうして地図で見るとかなり頑張りましたね。これだけ走ると観光というより単なる長距離ドライブみたいな毎日。

それでも抑えるべきポイントは全てクリア出来ましたから本来の目標は達成したことになります。私の旅計画はやみくもに考えているわけではなく、各施設の営業時間、現実的な移動距離は勿論の事、写真を撮るにあたり光の方向(午前に訪れるか午後訪れるか)、などを考慮して巡る順番やポイントを決めています。

流石に根室オーロラタワーの臨時休業は想定外でしたけど...。

30分単位で計画されたスケジュールも北海道であればそれが結構正確に進行しますから助かります。カーナビの到着予定時刻より早く到着するなんてのは信号待ちや渋滞の発生する都会ではあり得ない事ですからね。

良い季節でしたから自転車で旅する人の姿をあちこちで目にしました。こうした頼もしい姿を見ると思わず応援したくなります。良いですねそのチャレンジ精神。

初日に出会った原付バイクの青年もそうでしたが、車と違って天候の影響をもろに受ける乗り物ですし、体力の限界で予定の目的地まで辿り着けないことも多々あるでしょうから、事前に宿泊施設を予約しづらい事を考えるとやはりテント泊のような野宿に近い形が前提になるかと思います。

とはいえ北海道ですからね、街にだってクマが出ると言われるくらいですから場所によっては安眠出来ない事も多そうです。ただ不思議な事に昼間はよく見るこうしたサイクリストの姿ですが夜になると全く目にすることは無いんですよね。走っている姿も野宿している姿も。皆キャンプ場とかで寝泊まりしているんでしょうか。

私も数年前は稚内から網走までを折り畳み自転車で気軽に走る計画を立てたものですが、今思うとそれなりに本気装備と覚悟で臨まないと大変な事故でも起こしていたかもしれませんね。トラブルがあっても自転車屋さんなんてどこにもありませんから、あと200kmどうやって帰ろう?みたいな事になりかねませんでした。私のような軟弱ポタラーは車に載せていってキャンプ地の周辺をちょっと走る!くらいにしておくのが賢明かも。

晴れたり曇ったり降ったり、とにかく目まぐるしく天候が変化した3日間でした。ずっと雨ではうんざりですがずっと晴れもつまらない。なぜなら最高のシャッターチャンスは雨上がりに待っているわけで。

そういう意味では天候に恵まれた!と言っても過言ではなかったと思っています。雲一つにしても雨上がりの存在感はただものではなく、地上に立体的な建物が無いからこそ平面的な景色に雲が映える...ああ良い景色を見た!そんな気がするのです。

ただの真っ直ぐな道路も濡れた路面に光が反射するだけで ”遠い場所まで来ている” そんな実感に繋がるというものです。ここに停まっているのが愛車のジムニーならテンションは更に2割増しでしょうが、レンタカーならではの楽しみもあったりしてそれをひっくるめて旅の思い出。出来れば白っぽく明るいカラーがよかったかな。

連載してきた北海道短期集中観光ネタは今日で終わります。とっくに東京で通常ルーチンに戻っておりますがこうして写真を振り返っていると気持ちはまだ北海道にあったり。

※ 過去の日記にも各ポイントのマップを挿入しました。

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