先日の千葉、天体撮影と言いつつも昼間は観光に明け暮れたわけですが、寝ても遊んでもお腹は空くわけで．．．。せっかくならどこにでもあるようなチェーン店ではなくその土地ならではの食事にありつきたいもの。

徹夜明けで眠い目を擦りながらスマホの画面に表示されたのは海鮮・魚介料理で有名な鴨川にある ”まるよ 西条店”。海のない長野県で育った私ですから海まできたら海鮮を食べるのが一つの楽しみ。

同じような事は皆考えるのでしょうね。特にドライブやツーリング目的の乗り物好きなら尚更。という事でずらっと並びましたハーレー＆ゴールドウィング御一行様。勿論先頭は私のMINI。実は私より前に1台のスクーターがいましたけど．．．。こういう時乗り物好きというのはどこか仲間意識があってオープン前のお店の前の椅子に座って皆で世間話。そうなればスクーターもハーレーもMINIもなんでも良いんですね。「あのハーレー高いでしょ？」って質問をすれば「最近じゃ若い子の方がもっと高いバイク乗ってるよ」なんて返事が返ってきて笑ったり。

10時半開店にフライングする事15分で入店させてもらい、皆で一斉に注文。正直何が人気メニューとかよく知らなかったんですが、WEB検索で見かけた写真のイメージもありましたし、メニュー表の構成からしても ”この中から注文して！” という主張が強かったのが鉄華丼とサーモンいくら丼とエビフライ（エビ天かも？）でしたので私は鉄火丼を注文。

ここで注意したいのが ”鉄火丼” ではなく ”鉄華丼” がこのお店では正解だという事。実際そう書かれております。

そしてどどーんと出てきたのがこちら。わぉ、確かに鉄華丼だこりゃ。盛り付けが実に綺麗です。そしてすごいボリュームなのです。食べ始めてから「マグロ何切れのってんのよ！」って突っ込みたくなるくらい。どこでその量を実感するかというと使う醤油の量。あれ、さっき醤油掛けたよな？と自分を疑うくらい途中で醤油の追加が必要になるのです。更にはご飯の中にまでマグロのブロックが埋め込まれていて、お腹が出始めて食べ盛りの40代でもちょっと辛いと感じるくらいでした。

どうやらこのお店は全てのメニューがこんな感じですごい量らしく、エビフライ（エビ天かも？）も超巨大なのが出てくるらしいですし、魚の煮付けを頼むとお皿からこぼれ落ちるくらいなのが出てくるらしいです。鉄華丼に関していうと、真ん中のバラの花みたいなところは綺麗な赤身ですが、下に敷き詰められているところはだいぶ筋っぽかったりするのでクオリティ的には100点とは言い難いですが、海鮮を満喫したいという気持ちは充分満たしてくれるお店だと思います。

如何せん込み合うようですので行かれる方は時間に余裕をみてどうぞ。