Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

六本木アートナイト2019(6)

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All Photo by inos

六本木アートナイトもクライマックスはやはりここヒルズ。と私は考えているので、毎年決まってミッドタウン側からスタートして徐々にこちら方面へ向かうルートを選んでいます。

実際は丸2日間行われているイベントですからもう一度ミッドタウン方面へ戻っても良いですし、徹夜を覚悟で夜通しアートを楽しんでも良いのですが、どちらかというと本気でアートを楽しむというよりも一夜限りのお祭りみたいな感じで参加している人が殆どでしょうから、必然的に盛り上がっている場所に群がる感じですね。

ここ六本木ヒルズアリーナは例年その年のメインプログラムが行われる注目スポット。今年は韓国のアーティストによるフルーツバルーンがステージを彩っていました。

とは言うものの、ステージが行われている時間帯は多くの人で溢れかえっていますからせいぜいこの距離からしか見られないんですけどね。フルーツバルーンに近づけた時にはとっくにステージは終了していて次の公演に向けてお客さんの入れ替えが行われている時でして。まあ私はそこまで真剣に見に行っているわけではないので雰囲気が味わえれば良しです。

ライトで浮かび上がるフルーツ達。大きさが半端ないので凄いスケール感です。子供が喜びそうな演出なので子連れのお母さん達が記念写真を撮ったりしていましたが、時間帯を考えると子供はもう寝る時間じゃ...。

ヒルズ内には所々こんな風にアートが展示されているのですが、こ、これじゃじっくり見るなんて到底無理で、人の流れにのって一緒に移動しながら “アートナイトに行ってきた” という話題性だけ持って帰る感じですかね。

私は人混みが苦手なのでこういう展示エリアには近づきませんでした...。

屋外エリアにもいろんな展示がありましたが、今年は電子楽器みたいな方向性のアートをいくつか目にしました。上の写真は楽器名で行ったら木琴とか鉄琴ってなところで、発光する階段の上にボールを落とすとメロディーを奏でながら階段の上をボールが落ちていくというもの。

他でも見たことがありそうではありますが、六本木の街に展示されるとそれだけで注目されるという不思議。暗闇で光っているというところがミソなんですかね。

メトロハット内のエスカレーター。手すりの下には無数のリンゴが敷き詰められておりました。私は上ばかり見ていたので全然気付きませんでしたが周囲の外国人観光客が皆でパシャパシャ写真を撮る音が聞こえたので足元を見たらこんな感じだったというわけ。慌てて私もシャッターを切りましたがこの時点で既に2/3くらい下ってきてしまっていますので大量のリンゴは表現しきれず...。

どこかの誰かが手を伸ばして掴もうとしたら下のフロアで見張っていたガードマンが凄い勢いで怒っていました。こういうイベントなのですから1人1個までお持ち帰りOKにしたら良いのに...と思ったのは私だけではないはず。もちろん偽物のリンゴなんですけどね。

今年のアートナイトはこんなふうに幕を閉じて行きましたとさ。

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