昨日発表されたAppleさんのMac Pro。早速お昼休みに仕事場の前の中庭にポンと置いてみました。これで一番安くて65万円、全部載せにしたら200万円くらいになるんでしょうかね。もはや個人では購入出来ないクラスの高級コンピューターですね。

こんなところに雑に置いていますが、これはAppleさんのAR技術で好きな場所に新型Mac Proを置いて写真が撮れるサービスを使っただけですから実際に購入したものではございません。まだ売ってませんしね。

私も仕事では現行のMac Pro全部載せ一歩手前の85万円筐体を使用していますが、自宅で使用しているMac Book Proと比べるとそれなりに処理能力は高く簡単な4K映像の編集程度ならストレスはありません。

それでもノイズ処理や多重合成、複雑なノードを多用するなど極端な重労働をさせると、4Kでも実時間の50～60倍くらいのレンダリング時間がかかりますし、場合によっては発熱の問題でレンダリング結果にノイズが発生したりしますから扇風機で風を送りながら処理するなど工夫が必要です。

今回発表された新型Mac Proは最大で28コアCPUに強力なGPUの組み合わせで、従来のMac Proの4倍以上の処理能力と言われています。それなら85万円の旧筐体を4台買う事を思えば、仮に200万円でも新しいほうを購入した方が安いという事になりますね。まあそれ以前にプロ用機器なんだから高くて当然です、その代わり最高のスペックを準備しました！という姿勢が素晴らしいと思います。安価な機器でも多くのことが出来るようになりました。だから高級機が売れません．．．なんて事を言っている暇があったらこういうのを作れば良いのです。

同時に発表された6K XDRモニター（70万円程）と合わせ、今回のフラッグシップMACはちょっと気になりますね。繰り返しますが個人で購入するようなものではありません。