Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

何かを見にいく

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All Photo by inos

ATELIER MUJI GINZAで開催されている 「変える。エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト” 展」へ。

特別イタリアデザインに興味があったわけではありませんし、エンツォ・マーリのファンでもありませんが、確か無印良品の6Fで何かイベントをやっていたな?ってなノリで、別件で近所まで出かけたついでに立ち寄ってみた感じ。

生まれ変わった銀座無印良品は単なるショップに留まらず、食事ができたり、ちょっとしたカフェでゆっくりできたり、そしてこうしたギャラリーが入っていたりして、お買い物だけでなく訪れることに価値を感じられるような楽しめる施設になったのですね。ギャラリーといってもこの写真に写っているものが全てなので大した大きさではないですが、買い物+αで週末を楽しむにはいい感じ。

エンツォ・マーリの展示との関連性はよくわかりませんが、こちらは「言葉からはじまるデザイン 栗の木プロジェクト展」。様々な地域、世代、職業の人々に「デザインとは?」という質問を投げかけての回答をこうした表現でデザインしたというものらしい。

英語の回答なども数多くある中で私の目に留まったのは下の短な1フレーズ。

”クリエイティブな問題解決” とはなんとも的を得た表現だなと。デザインというと世の中の多くは ”人がやらないような突拍子もない表現を形にした” みたいに、目的や意味よりも自己主張を訴える方向に偏りがあるように思いますが、本来は目的をシンプルに達成するための手段こそがデザインであり、目的以上に出しゃばるものでもないと思うのです。それをたった1フレーズで上手いこと表現していて感心してしまいました。

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